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チルトローテーターを油圧ショベルと接続する方法について <油圧ワンタッチの必要性>

2019年3月2日
STEELWRISTチルトローテーター(360度旋回、左右チルト)を油圧ショベルと接続する場合には、「専用の油圧ワンタッチ(クイックカプラー)を付けて接続する方法」「直接接続する方法」 の2通りあります。



よくお客様から質問を受けるのが、どちらの接続方法を選択すべきか?という点です。


「専用の油圧ワンタッチ(クイックカプラー)を付けて接続する方法」と「直接接続する方法」のどちらを選択すべきか?


油圧ショベルの利用方法に応じた選択となります。


“油圧ワンタッチ(クイックカプラー)を付ける” という事は、「チルトローテーターを取り外して、アタッチメントを取り付け使用する」下記の利用方法がある場合となります。

  1. 「チルトローテーターを破損させる恐れがある重掘削作業」などがある場合
  2. 「先端の重量を軽くして、作業半径を多く取りたい」作業がある場合
  3. ブレーカー等のアタッチメントで打撃系の作業をする場合

これらの場合は、「専用の油圧ワンタッチ(クイックカプラー)を付けて接続する方法」 が、チルトローテーター脱着の手間が省ける為、とても有効です。


左画像:油圧ワンタッチ(クイックカプラー)装着状況 / 右画像:油圧ワンタッチ(クイックカプラー)+チルトローテーター装着状況


但し、忘れてはならないのが、「専用ブラケット規格寸法でないと、アタッチメントは取り付かない」点です。

メーカー(STEELWRIST社)には決まった専用アタッチメントしか無く、ブレーカー等の解体アタッチメントなどは用意がありません。そのために、他社メーカーアタッチメントを使用したい場合は、マウントブラケットを “専用ブラケット規格寸法に改造(特注製作)” する必要があります。


また、「専用の油圧ワンタッチ(クイックカプラー)を付けて接続する方法」の場合、“油圧ワンタッチ(クイックカプラー)用の配管が必要” になります。

油圧ショベルのメインポンプから配管をし、運転席内に油圧ワンタッチ(クイックカプラー)の脱着スイッチを取り付けます。

▼「油圧ワンタッチ(クイックカプラー)用配管」イメージ

▼「脱着スイッチ」取り付けイメージ


これらのことを考慮し、接続方法を選択する必要があります。


「専用の油圧ワンタッチ(クイックカプラー)を付けて接続する方法」を選択する場合には、 専用の油圧ワンタッチ(クイックカプラー) は大きく分けて “2種類” があります。
この点に関しましては、『チルトローテーターを接続する2種類の専用油圧ワンタッチ(クイックカプラー)について』にてご説明しておりますので、ご確認下さい。



尚、油圧ワンタッチ(クイックカプラー)の有無に関わらず、チルトローテーターを動かすための油圧ショベルからの1系統 片側配管(2本)以上'が必要になります。(※これで、旋回・チルトの複合動作が可能になります。)

但し、
1系統 片側配管(2本)'は、コントロールシステム「ジョイスティクXコントロール」を使用する場合に限られます。

「ジョイスティクXコントロール」を使用せずに、油圧ショベルの足ペダルで動作させたい場合には、4本配管が必要となります。(※ミニユンボなどの、キャビンが無く、雨水などに晒される恐れがある場合などに選択します。)
ジョイスティクやチルトローテーターの制御システムを使用しない分、設置費が安価ですが反面、回転・チルトなど一度に同時作業が出来ないのがデメリットとしてあります。


【コントロールシステム】

4本ホース仕様


2本ホース仕様



STEELWRISTチルトローテーター(360度旋回、左右チルト)を油圧ショベルと接続する方法でお悩みの際は、お客様の油圧ショベル利用方法に沿った最適なご提案を致しますので、お気軽にご相談下さい。