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コンバイン用ゴムクローラーのラグパターン種類と特徴

2019年6月22日
コンバイン用のゴムクローラーは、当社でも出荷本数の多い製品です。

このコンバイン用ゴムクローラーには、多くのラグパターンがあります。 “ラグ” とは、『ゴムクローラー表面』『接地面のゴムの凹凸』の事です。


*コンバイン用ゴムクローラーのラグパターン(一部)



通常の建設機械用ゴムクローラーと違い、コンバイン用ゴムクローラーのラグパターンには、「オフセット」「ハイラグ」「Nタイプ」「Wタイプ」「片梯子」「両梯子」などの種類があります。

その為、お客様には『現在使用しているゴムクローラーと概ね似たような形の種類を指定していただく』ケースが多いのですが、参考に、例に挙げたラグパターンの特徴を簡単にまとめます。


オフセット … 溝部分(※クローラ駆動のためのスプロケットを受ける部分)が、中心ではなく「片側に寄っている」タイプ

ハイラグ … ゴムクローラー表面の凹凸が「より高くなっている」タイプ

Nタイプ … ゴムクローラー内側の「芯金の幅が狭い」タイプ(※Wタイプの逆)

Wタイプ … ゴムクローラー内側の「芯金の幅が広い」タイプ(※Nタイプの逆)

片梯子・両梯子 … ゴムクローラーの端部が「ラグに合わせて飛び出しているような形状」のタイプ(※排土性能が向上する)


上記以外にも、コンバイン用ゴムクローラーについてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。