新たなランクル４０レストア着手しました！
2015年12月11日
Ｓ様のランクル４０の鉄作業にめどが付いたので、新たなランクル４０のレストア作業へと着手しました。
こちらの車両は他店にて途中まで手の掛けられた車両です。
どこまでが生かせてどこまでをやり直さなければならないかを考えました
結果こうなります。
さびの残ったボディーの上から新規にパネルを張ってあり
形にはなっているように見えますが、この状態から継続して仕上げ
お客様にはお渡しできません。
運転席フロア部分は
パネル交換してありますが、前側のさびは残っており、
そのさびを隠すように防振材が張ってありました。
ここもしっかりとさびを削除し作り変えました。
この部分に関してもとりあえず寸法取りのために残していますが、
すべて作り直します。
途中まで手の掛けてある状態から、パテ等を使い、ある程度でごまかして仕上げればパッと見は綺麗に見えるかもしれません。
そのほうが時間もかかりませんし、コストも抑えることができます。
予算の関係上それでも良いというお客さんもいると思いますが、
その状態の車両を長年乗れますよとはいえません。
できる限り後々さびないように日々勉強し
湿気の多い日本でも良い状態のランクルを残せるようにがんばりたいと思います。
予算に糸目をつけなければ新車のような車両は作れますが、
予算も無視できないので、難しいです。
とりあえずがんばります。
