ランクルピックアップ製作を振り返ってみる。
2015年12月18日
先日ほぼ完成したランクル40ピックアップ。ベースとなる車両を仕入れたのはかれこれ4年前?だったっけな?
以前勤めていたお店で製作したランクル40ボディーのピックアップ仕様。
確か14年位前に製作された車両。
それが巡りめぐってマークルに来た。
4年前の時点では、案の定かなりさびが進んでいて
きれいにしようか迷ったが、リア廻りのボディーもかなりさびが進行していたので
思い切って製作したかった独立したキャビン、ベットでのピックアップ製作に着手しようと。
途中まで分解し進めた所で超多忙になり時を待っていました。
スタッフも充実し、いろいろなことに時間を使ってチャレンジできる環境になってきたので、
フルレストアのランクル46を製作し完成が見えてきた頃には
ピックアップの製作で頭がいっぱいになっていました。
移転をし、大きな敷地になり販売、整備、板金塗装、カスタムが1つの場所でできる環境になったのも功を奏し再度着手することに。
こういった車両の製作は1箇所ですべてできるのが理想ですので。
移転後に再度手を掛け始めたときの状態
キャビン後ろはカット済み。
背面部分もさびが上がってきてました。
入手したベット
これもあまり状態が良くなくベットも綺麗にすることに。
予想以上にベットに時間かかってしまい今後製作にあたり勉強になった。
次は新品ベットか3方開きで製作したほうが結果時間短縮になりコストダウンも見込めると。
キャビン部分は元々ある程度出来上がっていたので、
独立キャビンにする為の加工を施す。
窓下はリブを入れ、見た目と鉄の振動低減。
キャビンも結構さびていたので、バラバラにしてさびを除去。
ルーフの雨どいもさびていたのでさびを落として、もちろん綺麗に。
キャビンもある程度進んだので、フレームからキャビンを降ろしフレームに着手。
まずはさびを落としながら現状確認します。
H鋼を用意してフレームチョッキンの準備
はい。ボロンチョ!
文章だと簡単だけど寸法取りや、補強、計算等かなり大変だった。
そして伸ばします。
伸びたな〜〜
お次はボディーマウントの製作。
これまた寸法取りをしっかりし、無理の無いように乗せれるように。
キャビン、ベットを乗せると計算通り完璧!!
この時点ですでにかっこいいですね〜〜
位置は問題ないので再度降ろして
キャビンすべてばらしてきれいにします。
ヒーターモーターも長年の汚れが・・・
ついでなのできれいにします。
エンジンマウントもついでに新品に。
で、ついでにターボ化
これで重たいもの積んでもぐんぐん走ります。
フレームもしっかりと強力さび止め施工して
ボディー仕上げに。
ドアのさびも直します。
ペイントして新品ボディーマウントを使いフレームに載せました。
ここまできたらあとは組み付け。
今回はフロント廻りはFRPを使いました。
ペイント!
内装も組み付けして板金塗装部分はほぼ完了。
もちろんシートも天井も張替え済み。
残るはターボ化に伴いエアクリーナーの取り付けやクーラーの取り付け、ハーネスの加工。
実はこの間に、サイドブレーキの問題、プロペラシャフトの問題など
机の上では解決できない難問が多々ありましたが一つ一つ解決。
エンジンルームも仕上がりました。
給油口も製作し
マフラーも作ってもらった。
ゲートにはもちろんTOYOTA!!
これでひとまず仕上がりました。
これからもちろん公認所得、試乗を繰り返し
完成度を高めます。
ひとまず完成なり!!
この車両を製作したことにより、
かなり当社でのできることが増えました。
ランクル40ピックアップ製作にあたるデータも記録してありますので、
次からはもっと早く製作でき、コストも抑えれると思います。
ランクル40だけではなく今後他のランクルでも製作予定です。
ランクルピックアップかっこいい!!