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スパッタリングメッキとは?

ホイールへのメッキには「クロームメッキ」と「スパッタリングメッキ」の主に2種類があります。
「スパッタリングメッキ」についてご説明します。
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スパッタリングの作業工程


1.下地塗装(グレー又はブラック)
2.真空窯内でメッキ層生成
3.トップコート塗装(ウレタン塗装)


スパッタリングの仕上がり


見た目のメッキ感はクロームと比べても大差はありません。
ただし、ベースコートとトップコートが塗装膜ですので、肌は塗装肌と似ます。

クロームメッキは濃淡の調節は出来ませんが、スパッタリングは濃淡の調整が可能です。
RAYSのRBC(レイズブラックメタルコート)、WORKのWMB(ワークメタルブライト)などは黒味のスパッタリングになります。

スパッタリングメッキの弱点


下地塗装とその上のメッキ層との密着性が良く無いので、剥がれ易いのが弱点です。
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スパッタリングメッキの加工のコスト


メッキとしてはクロームメッキが一番コストがかかりますが、クロームメッキよりは安価に可能です。
ただ「メッキとしては安い」というだけで、加工全般の中では高い部類です。
クロームメッキ同様に、コストがかかる割には、耐久性が乏しいので、費用対効果は低いです。


スパッタリングメッキのリメイク


クロームメッキとは違い塗装膜ですので、コストのかかる電解剥離の必要なく、塗装を剥離するのと同じ方法で剥離が可能です。
また、クロームメッキは電解剥離をすると、素地はガタガタに侵されている物が多いですが、スパッタリングメッキはそういう事も無く比較的綺麗な素地のまま保たれている物が多いです。
剥離後はスパッタリング再メッキや、塗装仕上げやブラッシュドカスタムなど、色々な選択肢があります。
*状態や形状によります。


スパッタリングのイメージ


私達修理業者の目線ですと、クロームメッキと同じで、最初の短期間だけ綺麗に光輝いているだけで、耐久性は乏しいメッキというイメージです。
*あくまで私感的のイメージです。