スバル WRX S4 TS VAG ecuEdit 現車セッティング!
2023年6月14日
ご新規でご来店頂いたO様にWRX S4の現車セッティングをご依頼頂きました!サーキット走行も行われるとの事で、十勝スピードウェイでの最高速が伸びないとご相談頂きました。
アプライドが新しく、ノーマルの状態でかなりのノッキングが出ていて、リタードが起きています…
1度アドバンスマルチプライヤーが引かれてしまうとしばらくパワーダウンしたままになってしまいますので、そのままサーキットを走行すると最高速が伸びないかと思います。
今まではフラッシュエディターでコンピューターチューニングしてましたが、今回はecuEditソフトを使用してコンピューターチューニング致します。
セッティングを煮詰めていき295馬力までいきましたが、連続して計測すると徐々に馬力が下がっていきます…
何度もデータを書き換えてダイナパックで計測しましたが、1回目はパワーが出ますが、2回目以降はパワーダウンしてしまいます…
2日間『データ編集→データ入力→ダイナパックを回す』の繰り返しで、270馬力前後でようやく馬力が安定するようになりました。
この馬力だとアドバンスマルチプライヤーも全く下がらず、常時270PSをキープして走行出来ます。
アプライドが新しいタイプはリタードもかなりシビアで大変です…
最終的に、パワー270.3PS!トルク43.9kgm!
セッティング前に比べて、実走でもパワーが安定していることが体感出来ました。