アースモアPRO XRotのコントローラー操作による雑草刈り性能テスト結果
今回の現場ではGPSによる自動運転では無く、コントローラー操作による性能テストを行いました。
◉機械仕様
アースモア PRO XRot
刈幅 : 80㎝
装置 : 油圧を使用しない電気式
作業能力 : 1時間に最大3,200m2(走行速度は最高速8km/時、作業速度を4km/時で行った場合)
最大斜度 : 横刈り45度、縦刈り55度(登坂)
リモコン通信距離 : 200m
◉現場状況
草種 : 雑草(主にスギナ、二ガナ、ヨモギ、笹、イタドリ)高さH=0.5〜2.0m
斜度 : 0〜10度
現場状況 : 雑種地、河川堤防、路肩の平地
操縦技能度 : 初心者(撮影前に15分ほど平地で試運転をした程度)
◎結果
一般的な雑草(高さH=0.5〜1.0m)を刈り取る分には、走行速度は最高時速8km/hで行うことができるが5㎝程度に刈り草を粉砕しながらの作業であれば中速の4km/hの1度刈りが適当でした。(時速8km/hは早歩きでは追いつかず小走りの速さ)この速度では作業量として1時間当たり3,200m2となります。
現場の実行予算として一般的な人力肩掛け式の作業量として路肩の場合は日当たり(8時間)1,200〜1,500m2、何もない平地の場合は2,000m2を目安とされている会社が多いですが近年のスコールのような雨や台風、高温などの異常気象に加えて作業者の高年齢化や、人手不足、若い世代が定着しないなどの問題により、年々除草作業(草刈り)も厳しさを増しています。又、近年の社会情勢により週休2日制や作業時間の短縮なども追い打ちをかけています。
このリモート(ラジコン)式草刈りは、電気駆動とすることによりメンテナンスフリーを実現させ、メンテナンスコストの削減も図っており、作業者と会社に優しい機械と言えます。
【路肩】
【堤防-1】
【堤防-2】
【雑種地】
▼ 性能テスト【笹薮編】
アースモアPRO XRotのコントローラー操作による笹薮刈り性能テスト結果
▼ 河川堤防(堤内地)除草性能テスト【笹、エノコログサ、ヨモギ、イタドリ編】
アースモアPRO XRotのコントローラー操作による河川堤防除草性能テスト結果
▼ 林道除草性能テスト【笹、エノコログサ、ヨモギ、イタドリ編】
アースモアPRO XRotのコントローラー操作による林道 除草性能テスト結果