X-FLAIL80の原野除草(草種:笹)性能テスト/草刈り試験結果
今回の現場は30年以上手つかずの原野で草刈り試験を行いました。
◉機械仕様
アースモアPROシリーズ 「X-FLAIL80」
刈幅 : 80㎝
草刈方式 : ハンマーナイフモア
刈高 : 0〜90mm
装置 : 油圧を使用しない電気式
作業能力 : 1時間に最大3,800m2(走行速度は最高速8km/時、作業速度を4km/時で行った場合)
最大斜度 : 横刈り45度、縦刈り35度(登坂)
リモコン通信距離 : 150m
◉現場状況
草種 : 笹(ササ)(H=1.5m、茎径20mm前後)
斜度 : 0〜5度
現場状況 : 原野
走行速度 : 中速 約2〜3km/時
◎結果
今回の現場は30年以上手つかずの原野で笹が群生する笹原を除草試験地としています。笹は越冬を繰り返すと雪の重みで根元部分が倒れている場合が多く、根元まで綺麗に粉砕し除草する作業時間を確認した。
刈り方には主に①低速で刈高を下げ1回で除草する方法と、②中速で1度高刈りをしてから刈高を下げ2〜3回同じ場所を走行し除草する方法があります。今回の現場では転石や切り株、ゴミなどがあるかが不明なのと、草種や密生具合により②の方法で慎重に(少しずつ前後進を繰り返し)作業を行いました。
作業時間は時間当たりに直すと2,500㎡/時の作業量となり、特段の問題は無く粉々に粉砕し綺麗な仕上がりとなっています。
【原野】
<着手前>
<作業完了>
▼ 平地除草性能テスト【イタドリ、雑木(幹径10〜20mm)少々編】
X-FLAIL80の平地除草(草種:イタドリ、雑木少々)性能テスト結果
▼ 平地除草性能テスト【スギナ、二ガナ、ヨモギ編】
X-FLAIL80の平地除草(草種:スギナ、二ガナ、ヨモギ)性能テスト結果
▼ 河川堤防(堤内地)除草性能テスト【笹、エノコログサ、ヨモギ、イタドリ編】
X-FLAIL80の河川堤防/堤内地除草(草種:イタドリ)性能テスト結果
▼ 河川堤防(堤内地)除草性能テスト【ヨシ(アシ)編】
X-FLAIL80の河川堤防/堤内地除草(草種:ヨシ/アシ)性能テスト結果
▼ 斜度45度河川堤防(堤内地)除草性能テスト【笹編】
X-FLAIL80の斜度45度河川堤防/堤内地除草(草種:笹)性能テスト結果
▼ 路肩除草性能テスト【イタドリ(茎径20〜40mm)編】
X-FLAIL80の路肩除草(草種:茎径20〜40mmイタドリ)性能テスト結果