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2021さっぽろさよならマラソン 自己記録更新の80分切りに挑戦

2021年11月6日
明日は2年ぶりのロードレース「2021さっぽろさよならマラソン」のハーフに出走します。2年前の令和元年11月10日にこの大会「2019さっぽろさよならマラソン」に出走し、その月の11月24日につくばマラソン(フルマラソン)「第39回つくばマラソン」に出走して以来の2年ぶりの大会です。つくばマラソンでは念願の2時間50分切りを果たし、その後に2時間45分切りの目標を立てレースが無いままに2年の月日が経過しました。

昨年マラソンを始めてから丸5年となりタイムも頭打ちとなる中で行きついた結論は短距離を磨くことでした。10,000mのベストタイムは1,000mのベストタイム×10よりは速くならない訳で、1,000mのベストタイムは100mのベストタイム×10よりは速くならないのは当然のことで伸びしろの多くの鍵はそこにあると考えた訳です。今考えると何も知らない素人がただがむしゃらに閾値走やインターバルをやるのは無謀そのものでこの一年は怪我に泣かされてきました。どれくらい身体に負荷をかければ怪我をするのかという立証をしてきたようなものです(笑)。とりわけ膝の怪我に泣かされつい半月前は水が溜まり1.5倍に腫れ上がり屈伸もできない状態になりもう走ることはできないのではと頭を霞めましたが、治療を施し神がかり的に明日を迎えることができました。

明日の目標は勿論自己記録更新の80分切りです。




【大会概要】

会場 : 真駒内積水ハイムスタジアム

コース : 真駒内公園〜豊平川河川敷ミュンヘン大橋下流1150m折り返し※陸連公認コースではありません

日程 : 受付時間 9時00分〜

スタート時間 :
  • クォーターマラソン(10.548km) 10時20分
  • ハーフマラソン(21.0975km) 10時30分


種目(組別)

◉ハーフマラソン(21.0975km) ※クォーター(10.548km)コース2周

男子A組 (高校生以上〜30才迄) / エントリー 53人
男子B組 (31歳〜45才迄) / エントリー 126人
男子C組 (46歳〜60歳迄) / エントリー 140人
男子D組 (61歳以上) / エントリー 30人
女子E組 (高校生以上) / エントリー 54人

◉クォーターマラソン(10.548km)

男子F組 (中学生以上〜30歳迄) / エントリー 22人
男子G組 (31歳〜45歳迄) / エントリー 49人
男子H組 (46歳〜60歳迄) / エントリー 55人
男子I組 (61歳以上)/ エントリー 30人
女子J組 (中学生以上〜45歳迄) / エントリー 36人
女子K組 (46歳以上) / エントリー 41人

表彰 各組6位迄入賞(1〜3位は賞状及びメダル授与)。4〜6位までは賞状授与。入賞者全員に副賞。その他参加者全員に参加賞。


【コース】



高度上昇は1周約61m(ハーフは約122m)
※計測はGPSウォッチGARMINの値です。


ロードの大会は昨年同様に今年一年も開催されていなかったので、強豪選手が多くエントリーしており楽しみです。この2年の成果を全て出す気持ちで精一杯走り抜きます。




大会当日

朝の気温は7度、天気予報は朝のうち小雨。スタート前から曇り、風速4m/s。

今回の重点事項は、河川敷地内を平行に走る遊歩道がメインのコースとなるが、キロポストにより変わる風向き(向かい風と追い風)や、コース勾配(上りと下り基調)でどの程度ペースを変動させ、設定平均ペース3'45"/㎞を維持するかを考えていた。レースのあった2年前までは経験不足もあり、予めスタート前に計画した1㎞当たりのペースを的確に守り続けようとするあまり、脚力の消耗が大きかったと考えている。これは非効率極まりない。色々な条件化で残りの距離と照らし合わせながら自らの状態を分析する。トレイルレースでこんなことは当たり前のことだが、なぜかロードレースになると時間の精密ロボットになろうとする節が自分にはあった。
「今回は経験力も力にし自らの記録に挑戦する。もうそんなに多くはないであろう自分の夢、80分切りのチャンスを無駄にはしない。」


【スタート】

数日前にこのレースに出ることを聞きつけ、久しぶりにメールでお互いの健闘を誓ったライバルがスタートライン先頭(斜め前)にいる。自分の中のスーパースターだった彼に記録で迫っている。自己記録を40秒更新し80分切りをすれば勝つことができるはずだ。

スタートから河川敷に下りるとで強い向かい風であったため、2つ目の先頭集団の後方で走り続けたかったがペースが若干速かったためすぐに単独走を選択した。




スタート2㎞から200m先を走るライバルとの差がなかなか縮まらない。彼も色々な思いを胸中に抱きながらレースの開催されない2年間を努力し過ごしてきたに違いない。Uターン地点ですれ違い様に懸命に走る彼の姿を見ると胸が熱くなる。何とか追いつきたいという気持ちと彼にも苦しさに耐えた努力の分だけ幸あれという気持ちが交差する。

沿道からのたくさんの応援が心に染みる。自分の呼吸音と追い越し、追い越される他の選手の激しい呼吸音が今この時を懸命に生きているのだと実感する。



レースの途中に幾度か苦しい場面があったが、フルマラソンの半分でしかないと考え、走る姿勢など客観的に自分を捉え速度を殺さない走りに意識を集中した。以前考えていた距離よりもずっと近くに感じた。シーズンオフより距離を走り込んできた成果なのかも知れない。


ゴール

1:18'49"


全力を出しゴールした。


結果、自分と同様にライバルも自己ベストを2分近く更新し勝つことはできなかった。彼はどんな努力をしてきたのか、最後まで素晴らしい走りをしていた。ゴールで互いの成果を称え合い今後の更なる健闘を誓った。


自己記録更新と80分切り。自分自身に勝つことができた。


次なる目標、来年2月大分別府毎日マラソンでのSUB 2:45'00"



【男子C組 6位入賞】










【近況報告】

11月20日に埼玉県の山々を走る大会で距離106km、累積標高6,536m、制限時間32時間 「第7回FunTrails Round 秩父&奥武蔵(FTK)100K」の出走に向けて、先月に百名山の1つである羊蹄山の8の字トレイルをしてきました。羊蹄山は4つの登山口がありますが、比羅夫登山口からスタートし → 山頂 → 京極登山口 → 喜茂別登山口 → 山頂 → 真狩登山口 → 比羅夫登山口 と全登山口を通り8の字に通過する内容です。結果は46㎞、10時間30分、累積標高3,649mでした。
できれば20日のレースに向けて、今度は1度に4登山口からの登頂を計画しています。脚の状態次第ですが(笑)