長さが違う集草機用タイン装着の(長短の差による)影響/問題について
消耗品となるタインは集草機のメーカーにより本数や長さに違いがあります。概ね共通しているのが1列3本構成で1周11または12列で1台分となっています。
当社で販売しているのは全長が25mm異なるタイプAとタイプBになります。
本日お客様からいただいた質問はタインの長さについてです。
新品集草機にはメーカーで取り付けている純正タインが装着されていますが、よく見ると長さが違うタインがついているメーカー、機種があります。
これはメーカーで間違えたものではなくきちんとした理由があり採用、装着されています。その理由は作業時の集草機にかかる「抵抗」を考慮したもので、集草機が設計される際に原型モデルの製造国や理論に基づいた考えを採用しているためです。
ただ、この長短の差による機械への影響は小さく、間違えて取り付けをしても体感できる実質の問題は少ないものです。同じ集草機を5年以上使用し続けてその差がでるかでないか程度の物と言っても問題ないと思います。
長いタインに荷重がかかり曲がった状態での動作は即破損を招きます。また、短いタインの際集草する草にタイン先端が届けなければ集草機の性能が不十分となりますが、正しい姿勢での通常使用であればタイプA、Bどちらでも取り付け可能です。
上記は一部説明を割愛していますが、もっと詳しく聞いてみたいという方はお気軽にご連絡ください。