チルトローテーターに適したフェラーバンチャー「JAK300C」が登場
伐採用木材切断機JAK WOOD CUTTER(ジャックウッドカッター)の切断力・切断径はそのままに、軽量化で利便性を図った「JAK300C」が低価格で登場!
ヨーロッパでのチルトローテーターの普及率は高く、油圧ショベルの新車販売時の装着率は半数以上と高くなっており、日本国内でも普及も年々増えています。
チルトローテーターの利点は数多くありますが、デメリットとしてはアーム先端が重くなりこれに取り付けるアタッチメントの重量には限度があります。特に伐倒機(フェラーバンチャー)を装着する場合には、伐採する樹木の高さや幹径、足場の状態に依っては不安定な状態になります。
これを解決するために、JAK WOOD CUTTER(ジャックウッドカッター)の切断力・切断径はそのままに構造を一から見直し、軽量化を図ったのが「JAK300C」です。
既存機と大きく違う点は、両側から挟み込むダブルシリンダー構造が、片側から挟み込むシングルシリンダー構造となった点です。シリンダーのスペックは1本でも、2本と同様の能力を有します。
又、切断刃を脱着し易くし、専用グラップルとしての使用も簡単になりました。
切断刃の形状も研究を重ね、負荷抵抗を極力無くしています。このため樹木の切断面をみるととても綺麗なのがわかります。
「JAK300C」は油圧ショベル6〜25tまでに取付けが可能となっています。但し、既存機のジャックウッドカッターとの重量比較では12tクラス以上では分がありますが、それより下の7tクラス以下では既存機のジャックウッドカッター(伐採用木材切断機「JAK WOOD CUTTER」【製品紹介】)をお勧めします。
チルトローテーター本体がENGCON(エンコン)社、ROTOTILT(ロトチルト)社、OIL QUIQU(オイルクイック)社など全てに対応しております。
(※2023年9月6日 追記)
2023年9月より、新たな機種「JAK220C」「JAK400C」が追加登場しました。
木材用切断機「JAK(C)」に「JAK220C」「JAK400C」の2機種を追加