草刈機の新時代到来!ここ数年はラジコン式が注目を集めています
「新時代の到来」と言うといささかオーバーでキャッチーな気もしますが、草刈現場はここ数年で大きな変化を遂げています。
これまで草刈機は、立ち乗りタイプのハンマーナイフモアや、座ってハンドルを握るタイプのロータリーモアなどがメインでしたが、ここ数年は「ラジコン式」が注目されています。
【ラジコン式草刈機が注目の理由】
- 老若男女問わず操作が可能なこと
- 事故等での人への怪我リスクが低いこと
建設従事者が減り続けている昨今では従来のような技術の必要な草刈機を操作する人員確保は難しい状況で、未熟なまま操作して人身事故になってしまうケースは後を絶ちません。
このような状況で、ごくごく自然にラジコン式ならばと注目を集めています。
ラジコン式草刈機は、日本でも10社以上のメーカーで取り扱い、それぞれ特色があります。法面の対応角度・燃費・刈方式など様々です。
ここで少しだけ宣伝です(汗)
当社でもラジコン式草刈機の取り扱いを行っております。アースモアPROシリーズとなります。
→ リモコン式草刈ロータリーナイフモア アースモアPROシリーズ「XRot」【製品紹介】
→ リモコン式草刈ハンマーナイフモア アースモアPROシリーズ「X-FLAIL」【製品紹介】
当社のラジコン式草刈機アースモアPROシリーズ最大の特徴は、GPS・RTKを連動させた「自動運転」です。実走行で4点のポイントを登録すると、登録された4点を直線で結びエリアを確定します。そしてスタートボタンを押すと、指定エリア内を自動で動きます。これにより、前述しました操作技術や事故によるリスクはおろか、省人力に貢献をも可能にする草刈機と言えます。
この自動運転技術が進化していくと、10年後には『1名が数台の機械を扱い、広大なエリアの草刈り作業を完了させる』という状況も夢ではないと考えます。
先日、いつも懇意にしていただいている建設会社の社長様とお話ししました。毎年広範囲の草刈を請け負い、ハンマーナイフモアを10台以上稼働させている会社なのですが、『人手不足は深刻で、従来の草刈機を持っていても乗り手がいない』と仰られていました。社長様からは『来年度から自動運転ラジコン式草刈機の導入を始めていく』という事でのお見積り依頼もいただいています。
建設現場ではICT機のスタンダード化が進んでいます。ICTはバックホウやブルドーザーだけではなく草刈機にも及んでいます。
自動運転が近い将来ではなく既に手の届くところまで来ている現在は、まさに「新時代」と言えます。