｢バケット爪/プロボルトセット｣｢刃物｣｢シム｣予備購入のおすすめ！
2024年7月26日
消耗部品の予備購入をおすすめいたします。
今回は消耗部品の予備購入についてご紹介いたします。
バックホウバケットのツメ留め部品や草刈機の刃物はお客様自身で予備品を持っておくことで現場での機械を止めることなく復旧が可能です。
「バックホウのツメがいつの間にかなくなっていた」
「草刈機の刃物が飛んで振動などの異常がでてしまった」
このような声も一定数あり、迅速にお届けするようにしていますが、在庫不足や配送手配など埋めきれないロスタイムもあります。
【予備を持つメリット】
・現場での現状復帰が早い
・単価が安く送料がかかってしまうというケースを避けられる
・同部品の納品時間に余裕ができる
【予備を持つデメリット】
・予備品の紛失
・保管時のサビや腐食
デメリットの紛失、保管状況についてはやり方次第では改善が容易です。メリット部分の人件費や作業停止による損失を避けることができるは選択の天秤が大きく傾く部分と感じます。もちろん、工程の組み換えで機械の使用を後回しにできたり、シーズン前後の機械整備時であれば時間に余裕があると思いますので、言い切れない部分はありますが、検討の余地がある方法と思います。
今回はお客様から「急ぎ！」とお願いされる部品をジャンル混載ですがご紹介いたします。
・バックホウバケットのツメ、または取付用ロックピン、ラバーゴム、リテーナー関連
→バケットのツメは隙間部分から砂や泥などが入り込み、いつの間にかバケット側のアダプターが痩せ細りツメが外れやすくなってしまいます。お聞きしていると案外ツメ自体は見つかっているようですが、止めピンが見つからなくてつけられない、またはピンも再セットしてもまたすぐに外れてしまうというケースは多くツメをつけずに使用し続け１か所のアダプターだけが異常損耗し、修繕費用が高くなってしまう可能性があります。
・ハンマーナイフモア用替え刃、トラクター用モアーブレードなど草刈機全般の刃物と取付ボルト関連
→これらの機械の替え刃は消耗よりも破損してしまうケースも散見されます。現場の石やコンクリート塊に当たり割れてしまい、欠落によりバランスが崩れ振動が発生、機械の停止。というパターンはよくよくお聞きします。
・タイヤショベル用バケットエッジのプロボルトセット
→バケットエッジのほとんどは片面消耗時に反転して使用することができます。ただ、反転する際それまでエッジを固定していたボルトは摩耗や腐食で外れにくくなっている場合がほとんどです。腐食したボルトをなんとかうまく外せたとしても再利用は難しいと思います。エッジ購入時にプロボルトセットを倍数購入することで発送費用がかからず購入できます。
・シム（スペーサー）
→バックホウアタッチメントやバックホウをレンタルで多く使う方は持っておいて損はないと思います。厚さについては一通り揃える必要がありますが、偏摩耗や騒音などアタッチメントの横ずれにメリットはありません。
上記以外にも汎用性の高い工具やグリスなど予備保管の推奨品は多くありますが、上記はホームセンター等では入手しにくい物をピックアップしています。
現場作業を滞りなく完了させるための一つの手法と思いご紹介いたします。
予備品購入が必要な際はお気軽にご相談ください。
