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すき取り土を前処理ふるい用シェイクハンドバケットで排出・処分費削減

2016年8月21日
すき取り土を前処理ふるい用シェイクハンドバケットで排出・処分費削減

 工事現場で発生する「すき取り物」(草本類の根)は、路体等の安定した品質を確保するため、予め、草本類の根をすき取りし、取り除くこととしており、 「すき取り物」を含む表土は、廃棄物処理法上では一般廃棄物と位置づけられ、その殆どは各市町村が運営する一般廃棄物処分場で処分されています。

しかし近年は、公共工事においてはコストの縮減はもとより、廃棄物の発生抑制も強く求められている状況にあり、
「すき取り物」を含む表土を、「草や根が混じった高含有有機質土」として、現場内で「自ら利用」し、張芝等の植生工に替わる、法面等の「法覆基材」として利用するために、「すき取り土再利用暫定基準」を定め、今まで、処分されていた「すき取り土」を有効利用しているところもあります。

 ただ現場サイドからすると、油圧ショベルですき取った表土をふるいにかけて余分な土を落とす作業が必要以上に労力とコストがかかります。余分な土砂が入っていると重量が増すため処分費が嵩みます。設計に於いてはm2換算で重量を算出しているため概数設計をされていないところもあるため、追加分は業者の持ち出しとなることも多々ありますしそうでないにしても何れにせよ処分費が嵩みます。
草の根が深い場合や粘性土の所もあり通常のスケルトンバケットで振るうには時間がかかり作業費も嵩みます。

シェイクハンドバケット
シェイクハンドバケット
シェイクハンドバケット


ご提案する蓋開閉式スケルトンバケット「シェイクハンドバケット」は蓋の部分も網目となっており、一度に振るう量が多く作業が早い上、フォーク作業も出来るので草や根を掴んで寄せたり積み込み作業も行える一隻二丁の商品です。
機種は0.2m3(5t)クラスから0.7m3(22t)クラスまでご用意。網目はご要望によりカスタマイズ致します。