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産廃(廃プラ)カッターホワイトシャークと一般的なカッターとの相対比較

2018年2月26日
産廃(廃プラ)ダブルカッター「ホワイトシャーク」と一般的なシングルカッターとの相対比較



この2つについてはそれぞれの特徴があり、切断物での選択となります。

価格


  • ダブルカッター「ホワイトシャーク」  △
  • 他社の一般的なカッター        △

※価格はあまり変わりません。

メンテナンス性


  • ダブルカッター「ホワイトシャーク」  〇
  • 一般的なシングルカッター       △

※一般的なシングルカッターの方が、一度に切断する面積(当たり面)が小さい力で固いものを切断します。しかしながら使い方によってはガタが早く、捻れ、割れなどの修繕費が嵩みます。
切断刃の損耗については当然、ダブルカッター「ホワイトシャーク」が枚数が多いので刃の費用はかかりますが、その分処理能力が高いためほぼ変わりません。

作業能力(処理時間)


  • ダブルカッター「ホワイトシャーク」  〇
  • 一般的なシングルカッター     △

※ダブルカッター「ホワイトシャーク」は刃の枚数が多く一度に破断する面積が大きい(2倍)のため、時間当たりの処理能力は2倍以上となります。
ベースマシンの経費と機械オペレーターの賃金、施設管理費などトータル的に考えると大幅な経費節減と処理施設の1日当たりの処理能力が向上します。

作業能力(破砕・切断対象物)


  • ダブルカッター「ホワイトシャーク」  △
  • 一般的なシングルカッター     〇

※破砕・切断対象物はどちらも同じで「廃プラ、漁網、塩ビ管、ブルーシート、PPビニール、畳、フレコンパック、衣類、じゅうたん等」です。
金属類、木材(薄手を除く)は不可です。
ダブルカッター「ホワイトシャーク」は、刃の枚数が多く一度に破断する面積が大きい(2倍)のため、相当固いものには不向きです。
しかしながら、刃の取り付け向きを変えることにより、「シュレッダー破砕」、「打撃破砕」、「短冊切断」の3通りを選択できるため、作業の幅が拡がります。

作業性(操作性)


  • ダブルカッター「ホワイトシャーク」  △
  • 一般的なシングルカッター     △

※双方変わりはありません。どちらも機械式のため首が固定されておりピンポイントでつまむことができません。又、バックホウの先端リンク部のシリンダーで開閉を行うため、油圧式カッターと比べ切断力は1/2程度となります。
油圧シリンダータイプの「ハイパーホワイトシャーク」とい商品もご用意しております。


【総評】

150mm内外に細かく切断するには多くの開閉作業(咀嚼)が必要なことから、作業コスト、処理能力面でダブルカッター「ホワイトシャーク」が有利かと思います。
混廃で何でも入っているような(タイヤ、ビアノ線、木くず等)の場合は、どちらも使用不可ですが、一般的なシングルカッターの場合は無理をすれば切断ができる場合もあります。しかし修繕費や刃の損耗費が大きく嵩むため注意が必要です。


詳細をお聞きしたい場合には、現場例を交えて説明致しますのでお問合せ下さい。