建機アタッチメント用の油圧シリンダーのシール交換・組み立て
まずはシリンダーを分解し、部品の洗浄と各部品に傷などがないか確認します!
シリンダーヘッド部分のダストシール(組んだ状態で見えるシール)の溝は泥などが入って事が多いので、必ず泥やゴミなどは取り除きます。
各シールをシリンダーヘッド・シリンダーピストン確実に組み付けていきます。
シールの組み付けが完了したら、シリンダーロットにシリンダーヘッドを入れシリンダーピストンを取付し確実に締付てロックします。
シリンダーピストンのロックが甘く、使用中に外れてしまうとシリンダー内部で破損し、破損した際の金属片などがベースマシン(ユンボ)
の油圧ポンプなどを破損させてしまう場合もあるので確実な締付とロックをします。
シリンダーロットにシリンダーヘッドとシリンダーピストンを取付後、シリンダーチューブに組み立てたシリンダーロットを挿入しシリンダーロットをシリンダーチューブにねじ込みし確実に締付をして完成です。
シリンダーのシール交換作業は、大小に関わらず作業内容はほとんど変わりませんが大きいシリンダーなどは分解時の固定などが難しいので
設備が無ければプロにおまかせすることをお勧めします。
当社ではシリンダーのシール交換はもちろん、ロットメッキ、シリンダーの部品製作も出来ますのでお困りの方はまずご相談ください。