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修理・整備・DIYにはLOCTITE(ロックタイト)

2018年7月20日
整備及び修理を職業として行う皆様にとっては、もはや当たり前のように使用されている部材と思います。
DIYなど行う一般の皆様にとっては馴染みの薄いものかと思われますので簡単にご紹介させて頂きたいと思います。



ロックタイトとは、一言で言うならば[接着剤]と表現すればいいでしょうか。
脱着が少ない箇所のボルトに塗布し抜け止め防止に使用しています。ロックタイトを塗ったボルトは緩みはおろか回すことすらできなくなります。接着されたボルトを外す時はバーナーなどで加熱すると接着成分が溶けるので接着後もボルトを回すことは可能です。

一般的に市販されている瞬間接着剤と大きく異なる部分は対象物と接着するまでの過程にあります。

瞬間接着剤の多くは有機化合物のシアノアクレートが主成分になっており、空気中などの僅かな水分でも瞬間的に反応して硬化し接着します。
対してロックタイトは、密封状態で空気を遮断することにより強力に接着します。
この性質を専門用語で[嫌気性接着剤]と言い、主にネジ・ボルトなどの対象物を締め付けるものに効果を発揮します。
ロックタイト塗布方法

接着をより強めにしたい場合はネジ山部分に棒状につけると良いですが、かえって付け過ぎてしまいますと垂れたりしてしまうので注意が必要です。

日々私たちはロックタイトを当たり前のように使用していますが、より細かいメカニズムを知るとより作業が楽しくなるものです。
弊社は建機アタッチメントの販売リースを主力とし沢山のお客様にご利用頂いておりますが、より安全快適にご使用頂けますよう部品及び本体のみならず、小さな部材ひとつにもこだわりを持っております。

ちょっとした豆知識は今後も定期的に載せていきますのでお楽しみに!!