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SK200バケットのアダプター・爪(ツース)交換 <取付作業手順紹介>

2018年9月4日
お客様の修理依頼を頂きました0.7m3用バケットにアダプター・爪(ツース)の取付作業実施致しました。

<SK200 0.7m3用バケット>


<アダプターをベースエッジに取付し、溶接にて接着(溶着)>

○アダプタ取付の際は、ベースエッジに亀裂(クラック)などが無いか目視にてよくご確認ください。
○ベースエッジに何らかの損傷がある場合にはバケット本体の損傷に繋がりますのでエッジの補修又は交換が必要です。

<爪(ツース)の取付>

○爪(ツース)内部の泥などをよく取り除き、アダプタ先端に被せます。
○アダプターと爪(ツース)の丸い穴(止めピンの入口)が合うまでしっかり押し込んでください。
○アダプターシム又はステンガードなどのスペーサーを噛ませる場合には、アダプターと爪(ツース)の間に挟み込みます。

<正しい取付位置>


<ロックピン(横ピンタイプ)の打ち込み方法>

○ピンツールとよばれる専用工具を使用することにより、安全に作業を行うことが可能です。
○右手で打ち込む場合は左手側からの取付が基本です。左手での打ち込みはその逆動作となります。
注)強く打ち込む場合は手元にハンマーが当たらないように注意してください。

<取付完了後>

○ピンをどこまで打ち込めばいいの? → 上記の写真の通り丁度両サイドが均等に収まる程度です。片方に極端寄ってしまうとロックピンが抜けてしまい爪(ツース)の脱落に繋がります。

ご使用環境に応じて、様々なアイテムを使いバケット本体の耐久力を高めていくことが可能です。
バケット本体も標準型から強化型、爪(ツース)においても標準型から強化型と種類があります。

パーツを強化し、更にパーツを支える母体を同じく強化することにより作業効率は向上していきます。
ダメージが少ないように見えて、実はかなりの負荷がかかる部分があり、それはアダプターとアダプターの間。

そこの弱点を補強してくれる優れた「ツース間シュラウド」というアイテムもあります。
弊社では建設機械関連の部品や商品の販売も精力的に行っており、多くのお客様よりご好評頂いております。
ご不明点やご相談等がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。