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搭乗式ハンマーナイフモアの日常点検は非常に大切

2018年9月13日
自走式ハンマーナイフモアの日常点検はされておりますか?


今回は、基本的な点検箇所をご案内させて頂きます。
参考機種:共栄社製ハンマーナイフモア

<エンジンオイル>

画像右下にあるオイルレベルゲージでオイル量や汚れ具合をチェックし、オイルを給油する際は、画像左上のキャップを外してオイルを補給します。
エンジンオイルの交換時期については使用環境に応じて大きく変わる為、日々のチェックでの判断が必要です。

<クーラント>

クーラントはエンジンを冷やす大切な冷却水です。
正規のクーラントには擬固点の低い薬品を混ぜ凍結を防止し、夏季の高温時期にも対応できるよう沸点を高くしています。
水100%の場合、水は水温0度以下で固まり体積が1割膨張するためタンク破損に繋がる可能性があります。

ただ、上記がすべてではありません。平均気温の高い地域、冬季でも気温が氷点下(0℃以下)にならない地域であれば水での希釈でご使用いただいた方が良い場合もございます。
クーラント自体の品質変化もあり、ラジエター内部に固体化する場合もあり、ラジエター内の詰まり原因、頻繁なオーバーヒートを引き起こす原因となります。
使用開始、始業前点検で冷却水の状態を確認する事をおすすめします。

<グリスアップ>

ゴムクローラーの稼働に非常に大切なグリスアップ。
熱や回転部分にはモリブデングリスがオススメですが、費用をお安く抑えたい方は万能型のリチウムグリスでも性能は充分かと思います。

<クローラー・ベルトの傷みのチェック>

ここは皆様の目視による確認がとても重要になってきます。
下部に取付してあるベルトは作業用ベルトで摩耗や損傷が多い部分ですから、日常点検として必須項目かと思います。
また、ゴムクローラーにも亀裂等がないかしっかりチェックするようにしましょう。

<使用後の草取り>

作業終了時には、機体内部に入り込んだ刈草を極力取り除くようにしましょう。
特に、エンジンとマフラーの接続部分(エグゾーストマニーホールド)は非常に高温で火災の原因となります。

このように日々の日常点検をしっかり実施することで機械の故障はある程度防げると思います。

今回は特定の機種に限ってご案内申し上げましたが、どの機種もパーツの設置箇所に違い日常点検の項目に違いはございません。
弊社は、搭乗式ハンマーナイフモアの整備を数多く行っております。

修理及び整備に限らず、オリジナル高耐久モア刃[SUPER]や石飛防止チェーンなどのオプションも販売しております。

日々の点検でお困りのことやご相談、またはご購入に関してご質問がございましたら何なりと弊社までお問合せくださいませ。