袋の破断を防ぐ!大型土のう(トンパック)袋詰め替え作業 震災地でも活躍
通常のフォークで掴んだ場合には、掴む爪の部分が平面的で且つシリンダー1本の力で挟み込むために、局部的に力が加わり袋を押し潰し袋が破断してしまいます。紫外線劣化した袋であれば尚更です。
これらを少しでも解消するために改良を重ねたのがフレコンパック専用グラップル「トリトン」です。
シリンダー2本で両サイドから均等の力で掴む様にし、掴む爪の部分を円弧形状としたことにより袋の歪みを留め破断を防ぎます。
フレコンパックの中身は様々で重量のある土砂や砕石、コンクリート・アスファルト、角のある外壁材(サイディング)、廃プラスチック、鉄くずなど様々あります。内容物に応じて掴む力を調整しなければ圧力をかけ過ぎで(握り過ぎて)袋を破ることも少なくありません。
本機にはフルコン装置を取り付けており掴む圧力の調整が可能です。又、オプションの圧力計を運転席に取り付けることにより、掴む圧力を数値で確認しながら作業をすることもできます。
本機は汎用性を高めるために油圧ショベル0.4〜0.8m3(9-22t)の兼用機としております。
掴み取る爪の部分の形状が違う2タイプをご用意しております。
【タイプ1】
【タイプ2】