建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

除雪機シーズンオフで倉庫保管前メンテナンスとヤナセIZYシリーズのゴムクローラー新品交換

2019年4月4日
4月に入り、降雪地域で積もった雪もほとんど消えかかっているかと思います。

特に今シーズン(2018年 - 2019年)のような暖冬で雪が少ない年は、ロータリー除雪機を倉庫にしまうタイミングも早いかと思います。

本日ご依頼いただいたのは、「来シーズンのためにゴムクローラーを交換しておきたい」というご依頼です。

話をお聞きすると、お客様がお持ちのヤナセ除雪機 IZYシリーズは購入したばかりで、「来年の冬もしっかり動かす予定なので、倉庫に入れる前に点検し、ゴムクローラーを交換しておく」との事で、新品の除雪機ゴムクローラーをご注文いただきました。



お客様とお話をしていて気づきましたが、来シーズンに倉庫から出すときは消費税も2%アップしている可能性が高いですね。

費用面だけではなく、機械は長い時間動かないとあちこち傷みます。(※錆や腐食、経年劣化、油下がりなどなど。)

長期保管前に補修をしておくと、案外、機械の傷みも少ないものです。

除雪機などは、以下のポイントを押さえておくと大きなトラブルを回避できると思います。


ポイント1:直射日光のあたる場所での保管は避け、雨風から守るようシートなどで機体を覆う
粉塵対策や、錆防止策にもなります。

ポイント2:バッテリーはターミナルから外す
バッテリーの自然消耗防止の他、盗難防止策にもなります。

ポイント3:燃料タンクは極力「空」にする
燃料は、気温の寒暖で揮発する場合があります。揮発した燃料は水となり、次回にエンジンが始動しないというトラブルを招きます。
(※シーズン初めに最も多いトラブル相談になります。)

ポイント4:グリスアップする
注入されたグリスは、防錆効果もあります。

ポイント5:錆びている部分はスプレーなどでタッチアップする
錆部分を放置しておくと、腐食が進行します。出来れば、錆部分を削り落として塗装をすると効果的です。

以上、初歩の初歩ではありますが、機械はメンテナンスさえ行えば、永く使用できます。


ゴムクローラーだけではなく、メンテナンス用品も販売しておりますので、お気軽にご相談ください。