油圧シリンダーのオーバーホールご依頼(修理費用)について
2020年4月2日
建設機械をはじめ農業機械、輸送用トラックなど多くの機械に使用されている油圧シリンダー。当社では油圧シリンダーのオーバーホールを承ることも多いのですが、ご依頼時については下記のような状況等をお教えいただく必要がございます。
今回はオーバーホールの問い合わせ前にご確認いただきたい事項をまとめます。
・油圧シリンダーを使っている
「機械の種類」
「メーカー」
「機械型式」
「使用箇所」
「メッキロット径(㎜)」
「チューブ径(㎜)」
「格納時全長(㎜)」
「状況」
「シリンダーの全景写真」
をお教えください。
ご依頼例)
種類 : バックホウ
メーカー : コベルコ建機
機械型式 : SK135USR-6
使用箇所 : バケットシリンダー
メッキロット径(㎜) : 80㎜
チューブ径(㎜) : 120㎜
格納時全長(㎜) : 1800㎜
状況(できる限り詳しく教えてください) : メッキロットの出入部分からの油漏れ。1か月前くらいから少しずつ漏れる量が増えてきている、など
写真 : 全景と破損個所の拡大写真など
お問い合わせの際に「修理費用を教えてください」、という内容だけで状況がわからない場合はご返答が難しくなってしまいます。
上記を踏まえた上でお客様にご理解いただきたい点は下記の通りとなります。
・お問い合わせの段階での料金回答はあくまで「概算料金」となります。正確な修理料金については現物を確認後のご提示となります。
・シールの対応品が無い場合は修理ができません。シリンダーオーバーホール時にはシール交換が原則となります。機械が古いなどでシールが手に入らない場合は修理できないケースもございます。ただ、国内メーカーの機械であれば多くは供給可能と思います。
・修理不能時は原状回復ができない可能性もございます。内部シールは外す際にキズや変形する場合が多く、修理不能や取りやめ時は分解した状態で返送する場合もございます。
・修理不能、取りやめ時は料金が発生する場合もございます。
上記を踏まえた上でお問い合わせをいただけますとお客様にとっても当社にとってもスムーズに話を進める事が可能です。
お問い合わせの際はご協力の程よろしくお願いいたします。