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バックホウや除雪機などのゴムクローラーに関するよくある質問

2020年5月12日
建設機械、農業機械に使われているゴムクローラー。当社でも様々な機械専用のゴムクローラーを取り扱っています。



お客様からもお問い合わせ、ご注文の多いゴムクローラーについてよくある質問をまとめてみました。


Q.「購入する時には何を調べるの?」

A.ゴムクローラーの購入時に押さえておくべき点は数点あります。
・機械の種類 バックホウや除雪機、コンバイン、自走式草刈機、キャリアダンプなど
・サイズ 3つの数字で構成され今まで装着していたゴムクローラーの内側に表記しているケースもあります。
上記2点をお教えいただけますと適合を調べることが可能です。


Q.「サイズは何を表しているの?」

A.ゴムクローラーのサイズを表しています。

「キャタ幅 × ピッチ(コマの間隔) × コマ数」となります。

例)「200 X 72 X 27」の場合は 「キャタ幅200mm で コマの72mmピッチ(コマの間隔) で 27コマ」となります。
ちなみに、ピッチXコマ数=全周の長さとなります。


Q.「キャタ幅は大きい方がいいの?」

A.キャタ幅が広くなればなるほど接地面積が増えます。接地面積が増えると浮力が増すのでぬかるみのような沈みやすい場所(水田など)で機械を動かす場合に有利に働きます。
ただし、極端に幅の広い物を選んでしまうと装着した時に機械に接触してしまう場合もあります。機械への接触はゴムクローラーに大きなダメージを与えますので、幅広タイプに変更したい方はきちんと確認する必要があります。


Q.「現在履いている鉄製キャタピラーからゴムクローラーに変更はできないの?」

A.ミニバックホウには鉄キャタ仕様、ゴムキャタ仕様が混在しています。それぞれのメリット、デメリットがありますが、種類の変更の場合は注意が必要です。メーカー、機種によってはキャタだけではなくキャタを動かすための部品(スプロケットやトラックローラーなど)すべてを交換しなくてはならない場合もあります。


Q.「バックホウに除雪機クローラーはつけられる?」

A.つけられません。正確にいうとサイズ(ピッチとコマ数)が合う事で物理的にはつけられるのですが、ゴムクローラーはその機械種類によってラグ(接地面の凹凸)や厚さ、柔軟性が決められています。強いグリップ力を求める機械に薄手のゴムクローラーを装着させると切損の可能性が高くなったり、水田などを進める際はラグ高さが操作性を良くさせる効果もあります。


Q.「いま装着しているゴムクローラーのサイズと届いたゴムクローラーのサイズが違う」

A.当社で販売している社外品ゴムクローラーは「ショートピッチ仕様」の物も多くあります。ショートピッチはその名の通り、ピッチを短かくしているゴムクローラーです。ピッチを短くしている分コマ数が増えており、イメージとしては「ゴムクローラーに開いている穴を1個飛ばしで使う」という形となります。

例)「300幅 X 104ピッチ X 40コマ」 = 「300幅 X 52.5ピッチ X 80コマ」は装着可能です。


上記以外にもゴムクローラーの事でご質問がございましたらお気軽にお問合せください。