「製作ピン」「製作ブッシュ」ご注文用紙(オーダー記入票)の寸法記載方法
初めてご連絡頂くお客様からは、「今まで使用していたが折れてしまい、機械の販売店に見積もりを取ったが予想以上に高額だった」、「納期に時間がかかると言われた」、「希望する寸法のものは無いと言われた」など理由でご依頼頂くケースが多いです。
〜 ご注文用紙(オーダー記入票)の寸法記載方法 〜
製作ピンや製作ブッシュはお客様の希望寸法で製作するため間違えが起こらない様に、採寸はこちらでご用意した所定のご注文用紙(オーダー記入票)に記載頂きご注文をして頂いております。
ここでのご質問が多いのが、「採寸した寸法そのままを記載すればよいのか」です。
要約すると、1mm単位以下の計測はできない上に現状使用しているピン/ブッシュの摩耗もあることから完全な状態での寸法を記載できない。ピンの径とそれを通す穴の寸法が同じであればピンが通らない恐れが出てくるのではないかという疑問です。
ブッシュの中をピンが通っている状態
製作寸法の補正はこちらで行います
Q.「下図ブッシュ④番を35mmと記載した場合、ピン⑥番も35mmと記載してよいのか?」
A.バックホウ関連で使用されているピンのほとんどが 5mm刻みの規格 で作られています。
ですのでお客様はあまり深く考えずにオーダー記入票へは「35mm」と記入下さい。
製作ピンや製作ブッシュについては「±0.01mm単位」で製作しています
・ピン径は35mmの場合の製作寸法許容値(34.90〜34.99mm)
・ブッシュ内径は35mmの場合の製作寸法許容値(35.01〜35.09mm)
ご不明な点等ございましたらお気軽にご相談ください。