格納型油圧式補助フォーク「コブラ」の取付方法/取付手順
2021年5月9日
油圧ショベル1.7t〜6.0tクラス格納型油圧式補助フォーク「コブラ」の取付方法/取付手順をご紹介します。<製品について>
お届けする商品には使用する部品は付属しています。
※各種取付機種に合わせてご用意しておりますので使用する機種をお知らせ下さい。
<取り付け条件について>
本製品の取り付けは、破損を防ぐため、油圧式または機械式のワンタッチ装着機(クイックカプラー)が取り付けされている油圧ショベルに限定されます。
油圧配管は1系統(共用配管)があれば取付可能です。他のアタッチメントも使用できるように分岐させ接続します。
<寸法のご確認について>
ご使用中又は取付予定のワンタッチ装着機(クイックカプラー)の外寸幅(W)をお知らせ下さい。
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※ワンタッチ装着機(クイックカプラー)のメーカーは問いません。
〜 油圧式補助フォーク「コブラ」の取付方法/取付手順 〜
取付け完了の状態
▼溶接する部材
取付にはクイックワンタッチに1箇所と油圧ショベルに3箇所の溶接作業が伴います。一連の手順は動画でもご確認いただけます。
部材① : フォークをクイックワンタッチに接続するためのピンの抜け止め固定ボルトでクイックワンタッチに溶着します。
部材② : フォーク格納時(不使用)の固定するピンのブラケットで油圧ショベルのアームに溶着します。
部材③ : フォーク開閉時の補強板として油圧ショベルのアームに溶着します。
部材④ : フォーク開閉シリンダーを油圧ショベルのアームに溶着します。
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取付方法/取付手順 ①
ワンタッチ装着機の手前のピンを付属しているピンに入れ替えフォークを取り付けるのが第1工程とします。
ア)ピンを留めるカラーが溶着されている場合は、サンダーで切断除去し表面を平らに仕上げる。
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イ)付属しているピンと入れ替えフォークを取り付ける。フォークとワンタッチ装着機に隙間がある場合は付属のシムで隙間を埋める。
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ウ)ピンを留める付属部品を溶接する。
(注)溶接前に仮当てをしマーキングをする。
(注)溶接個所はグラインダーで塗装を剥がす。
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エ)ワンタッチ装着機に溶接した部分を塗装した後に付属のボルトで固定する。
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取付方法/取付手順 ②
油圧ショベルのアームにシリンダーブラケット、フォーク格納時(不使用)の固定するピンのブラケット、補強板を溶接します。
ア)溶接前の準備作業を行う。
(注)溶接前に仮当てをしマーキングをする。
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(注)溶接個所はグラインダーで塗装を剥がす。
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(注)再度仮当てをし再度マーキングをする。この際、フォークのシリンダーを目いっぱい縮めた状態から10mm程余裕を持たせる。
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イ)溶接作業を行う。
(注)仮留めをした後、防火養生をする。
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取付方法/取付手順 ③
実際にフォークを開閉し干渉箇所が無いかかくにします。純正塗料(ラッカースプレー)で塗装し完了です。
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【取付方法/取付手順 一連動画】