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2021RedBull400 World Championship 決勝進出の道

2021年10月2日
9月26日(日)にRedBull400(レットブル・フォーハンドレッド)World Championshipに3年振り2度目の参加をしてきました。
大倉山ラージヒルジャンプ台を下から上に向かって最大37度の斜面を400m駆け上がるヒルクライムのスプリントレースで世界10ヶ国以上で開催されている大会です。


1組30人が年齢別11組に分かれてスタートし、決勝進出は各組1位の11人とタイム上位の19人の合計30人。スプリントレースは年齢が若いほど速いため、組の予選1位通過以外には決勝進出するのはかなり厳しい。目標タイムは5分以内と定め3年前に果たせなかった決勝進出を目標に掲げた。

この競技は想像以上に厳しく自分の場合は呼吸よりも脚が持たなくなる。過去のレースを見てもスタートから独走でぶっちぎりで1位になる人はまずいない。初めから少しペースを落とし同じペースで歩む人が上位となってる。前回の自分のように素人目に考えるとどうせ2/3はパワーウォークとなり他者と差はつかないのだから行けるところまで全力で走り、前半で差を広げた方が優位と考える。でもこれの考えは誤りだ。全力で走ると上り斜面で必要以上に重心より前に脚を持って行くため脚力の消耗が激しく中盤以降に一気にそのつけがまわってくる。

今回は初めから周りにとらわれる事無く自分のペースで、歩幅を小さく後半勝負の気持ちで向かった。


予選1位 5'04"

予選は予想通りの展開だった。スタートから数名が飛び出したが同調する事無く一定速度で歩む。中盤以降は先頭に立ちゴールをした。当然嬉しかったがここからがスタートと気を引き締める。決勝まで4時間の待ち。



いよいよ決勝。数年前の覇者は4分前半だったが今回は3分台が何人もいる。あまりに自分とレベルが違いすぎる。わかっているはずなのに行けるところまでくらいつきたいという気持ちが込み上げてくる。予選のはしりを考えると5分切りは可能なラインだ。

スタートと同時に一斉に飛び出す。初めの100mを体感で3'30"/㎞で走る。それでも中間くらいの順位だろうか。予選では抑えて4'00"/㎞くらいで走ったが先頭集団だった。これが世界レベルかと思いながらも胸は高鳴る。中盤以降は予想通り脚が動かない。自分が推測していた通りで中盤以降一気に減速し次々と追い抜かれる。

ゴール

途中50mほどしか手は使わなかったが最後の2mは這ってゴールした。


ボロボロの27位(笑)




来年は4分30秒切りを目標にまたコツコツとがんばります。

関係者の皆さまお会いした方々ありがとうございました。楽しい1日でした。


世界一過酷な400m走 レッドブル400に初参戦