走り始めて7年 ランナーズフルマラソンチャレンジ 2時間45分切りに挑む〜前編〜
⇒ランニングを始めて5年 フルマラソン13戦目のつくばマラソンで2時間50分切り(サブエガ)に再び挑む〜後編〜
ただここでも満足は得られなかった。再び市民ランナー全体の0.1%と言われる2時間45分以内という高き壁に挑戦を決意した。その後は大会にエントリーするもコロナ感染症の問題で全て中止。幾度も大会に向けて調整しては中止を繰り返してきたが、このままでは終わりたくないという気持ちが冷めることは無かった。
2022年2月6日 第70回別府大分毎日マラソン(正午12:00スタート)に向けて2年ぶりのフルマラソンの大会に臨む準備は整っている。昨年の11月に2年ぶりにハーフの大会に出て自己ベストを2分近く縮め1:18'49"を出した。体調は勿論のことマラソン日和に恵まれるなら2時間43分台も狙えるところにいる。今は大会開催を静かに祈るしかない。
1月20日に待ちに待ったアナウンスが入った。
「第70回別府大分毎日マラソンは規模縮小で開催。」
縮小とはカテゴリ1の2時間30分以内の選手と地元エントリー選手の500名で開催するというもの。当然このような時世で覚悟はしていたが...
悔やんでも仕方がない。自分にもどうしようもないことだ。諦めを付けるためにネットで情報を集めていたところランナーズフルマラソンチャレンジ2022in大阪を見つける。申し込み期間は一度終っているが追加エントリー中になっている。参加人数を1,000人とし公園内の5㎞を周回するコースだが日本陸連公認大会となっており、何より開催の可能性が残されている。エントリーをした。
開催日 : 2022年2月11日 9:00スタート
開催場所 : 大阪府大阪市淀川区淀川河川公園 西中島地区野球場10km周回コース
自分自身2015年1月1日からジョギングを始め、現在までの年間走行距離とフルマラソンの戦歴は以下の通りとなる。途中からウルトラマラソンやトレイルのロングレースにも挑戦しているので、年間走行距離にはスロージョグや登山なども含んでいます。
【年間走行距離とフルマラソン(42.195km)戦歴】
◉2015年1月 ジョギング開始
●年間走行距離500㎞
◉2016年
- 5月 洞爺湖マラソン 4:03'00"(初フルマラソン)
- 9月 オホーツクマラソン 4:50'32"
◉2017年
- 5月 洞爺湖マラソン 3:23'52"
- 6月 千歳JALマラソン 3:21'44"
- 8月 北海道マラソン 3:16'53"
- 9月 オホーツクマラソン 3:11'26"
- 11月 つくばマラソン 2:58'49"
◉2018年
- 5月 洞爺湖マラソン 2:58'41"
- 8月 北海道マラソン 3:00'39"
- 11月 つくばマラソン 2:51'49"
◉2019年
- 2月 大分別府毎日マラソン 2:52'47"
- 8月 北海道マラソン 2:56'45"
- 11月 つくばマラソン 2:49'23"(PB)
◉2020年
●年間走行距離7,100㎞
◉2021年
●年間走行距離8,700㎞
※年度別走行距離の推移
※2021年年間走行距離
今まで数えきれない怪我を克服してきた。2年前からは毎日30分以上の柔軟体操や局部強化の筋トレや室内スピンバイクなども時折行っている。昨年夏は膝が悲鳴をあげ、無理な走りはもうできないのではと諦めかけたが復活を遂げた。物理的に無理のない走りを身につけようと走りのスタイル(内面、外面)を見直してきた。ここまでして何が自分を駆り立てるのか。言えるのはひとつひとつの困難に誠実に向き合い、考え、行動に移すことにより少なからずこの見返りが自分に帰ってくる。困難の大きさに比例して喜びや満足度も大きくなる。これが何にも代えがたい。この先、走ることについてはどんな心情となるのか今は解らないがこの先も一日一生の思いで、何事にも打ち込んでいきたい。その上でまずは目先の目標に臨みこれを越えたい。
≫走り始めて7年 ランナーズフルマラソンチャレンジ 2時間45分切りに挑む〜後編〜