油圧ショベル用バケットクラッシャーの再生骨材(RC40)製造コスト
2016年1月23日
骨材再生工(アタッチメント式)骨材再生工は、殻小割を除き骨材再生までの作業とする。
1)使用機械
バックホウアタッチメント破砕機による使用機械は次表を標準とする。
表-3 使用機械
【機械設備名称】 【使用・規格・形状寸法】 【数 量】 【用 途】
バックホウ 山積0.8m3、供用配管仕様 1 骨材再生
破砕機(アタツチメント) 1 骨材再生(破砕機本体破砕アタッチメント)
・殻小割工は、投入殻寸法がw350mm*t350mmを超える場合に計上する。
・現場状況により上表により難い場合は、別途考慮する。
・殻小割:油圧式圧砕機によりコンクリート殻を破砕する作業
・骨材再生:自走式破砕機により粒度0〜40mmに破砕し、作業中に人力で鉄くずを除去する。
2)施工歩掛
骨材再生工における編成人員は、次表を標準とする。
表-4 構成人員
【名 称】 【単 位】 【数 量】
特殊運転手 人 1
特殊作業員 人 1
3)日当たり施工量
骨材再生工における日当たり施工量は、次表を標準とする。
表-5 日当たり施工量(m3/日)
【名 称】 【単 位】 【数 量】
骨材再生工 コンクリート m3 42
上表は、破砕前の殻処理量で鉄筋有無に関わらず同一とする。
・変化率は、次のとおりとする。
・破砕後の骨材体積/破砕前の殻体積=1.5
・有筋 2.5t/m3、無筋 2.35t/m3
・日当たり作業量は、破砕前体積で示す。(積算数量算出基準書による)
日当たり作業量により、施工単価は変わってくるが、0〜40mmの砕石製造に於いて50以上の現場で統計をとってきた。
破砕前体積で38〜46m3/8hとなり、平均が42m3/hとなっている。
ほぐし砕石量は、42*1.5=63m3/8h(148t/8h) となる。