ジャックウッドカッターに後付けオプション切断機「ギロチン」追加
現行のジャックウッドカッターは幹を掴み、その力で下方の切断刃に幹を押し当て切断伐採します。幹を掴み、切断作業を同時に行うこの機構は構造がシンプルなため導入費が安価で、作業操作もシンプルという利点があります。
2022年11月発売開始予定のJAK300R用オプションの切断機「ギロチン」は、現行機に後付けが可能でこれを取り付けることにより、幹を掴む動作と幹の切断が別の動作となります。利点はより切断力が上がり切断幹径が従来より大きくなる点と、集積・積み込みグラップルとして刃が邪魔になることなく使用することが可能になります。現行機でもグラップルとして使用できますが切断刃が出でいる分掴む量が限られるため、場合によっては刃を取り外し、完全なグラップルとして使用する場合もあります。このオプションはプロ仕様として開発されたものです。
油圧ショベルの必要配管数は、従来型は「掴む」と「旋回(回転)」の2系統が必要ですが、オプションの電磁弁を内蔵したタイプでは1系統での使用が可能となっています。今回のオプションはこれに「切断」の操作が加わるため3系統が必要となりますが、オプションの電磁弁を内蔵したタイプでは2系統での使用が可能となります。
現在、厳しい条件化の現場で繰り返しテストを行っており実績を積み上げています。
(※2022年10月4日 追記)
後付けオプションの切断機「ギロチン」が販売開始となリました。
JAK300Rにプロ仕様の後付けオプション切断機「ギロチン」装着可能