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JAK200/JAK250/JAK300とJAK220C/JAK300C/JAK400Cの性能比較

2022年10月18日
伐採用木材切断機「JAK WOOD CUTTER」に、新製品の「JAK(C)」が登場しました。新製品の「JAK(C)」は、「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」と3機種をご用意しております。

既存製品と開発コンセプトが異なります。ご購入検討の際には、下記の既存製品「JAK200」「JAK250」「JAK300」と新製品「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」の性能比較を参考にしてください。





〜 既存製品「JAK200」「JAK250」「JAK300」と新製品「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」の性能比較 〜


取付け油圧ショベル

既存製品の「JAK200」「JAK250」「JAK300」に対して、新製品の「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」は軽量化をして油圧ショベルの取付け範囲を拡げています。


切断力

新製品の「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」は、1本のシリンダーにて片押しで切断します。ダブルシリンダーにて左右両側から押して切断する既存製品の「JAK200」「JAK250」「JAK300」とは構造が異なります。しかしながら、新製品「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」はシリンダー1本の力で2本分を要し且つ負荷抵抗が少ない形状の刃にすることで、既存製品「JAK200」「JAK250」「JAK300」と同等の切断力となっています。

最大切断径は、新製品「JAK220C」「JAK300C」と既存製品「JAK200」「JAK250」「JAK300」のどちらとも、固い樹木(樺の木)でφ200〜300mmと同等です。「JAK400C」のみが、最大切断径φ400mmと1ランク上の切断が可能です。使用油圧・油量は最大30Mpa・60ℓ/minと同等です。


重量

新製品の「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」は、既存製品「JAK200」「JAK250」「JAK300」のアーム先端重量が重いチルトローテーターを装着した油圧ショベルに対して優位性があります。


グラップルとしての作業性

新製品の「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」は、刃を留めるボルト本数を少なくしてあり簡単に刃の脱着が行えます。刃を取り外すことにより、完全なグラップルとなります。既存製品の「JAK200」「JAK250」「JAK300」も刃を取り外すことにより完全なグラップルとしての使用ができるのは変りませんが、新製品の「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」に比べて時間がかかります。

また、新製品の「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」は、刃を付けたままで木材をつまむグラップルとして使用することが可能です。


強靭性

切断径の太い伐採を主とするハードワークには、既存製品の「JAK200」「JAK250」「JAK300」が適しています。強靭性は、新製品「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」よりも既存製品「JAK200」「JAK250」「JAK300」が上回っています。


オプション

新製品「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」と既存製品「JAK250」「JAK300」のどちらも、オプションを有します。但し、既存製品「JAK200」「JAK250」「JAK300」は360度旋回(回転)仕様(R)があるのに対し、新製品「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」には旋回仕様はありません。


価格

新製品「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」の価格は、既存製品「JAK200」「JAK250」「JAK300」よりも低価格設定となっています。



◎総評

  1. 低重量が求められるチルトローテーターを装着した油圧ショベルには、新商品の「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」が有効です。
  2. 比較的切断径が小さい伐採を主とし、グラップルの兼用作業を求められる現場には、新商品の「JAK220C」「JAK300C」「JAK400C」が適しています。
  3. 伐採を年中し続ける専門業者には、既存製品の「JAK200「JAK250」「JAK300」がお勧めです。



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