油圧ショベル6tクラスでタンピングローラーTYPE2を使用した感想
取付油圧ショベル : ヤンマーB6Σ/6tクラス
【導入頂いた製品】:機械式締固機タンピングローラーTYPE2/TPR70H
油圧ショベルの自重を低面積の突起に伝え回転させることで、より高い締固めが出来る機械式締固機タンピングローラーで粘性土や軟弱地盤の締固めに効果的です。
◉ 使用した感想
<メールより抜粋>
〔使用感について〕
◎締固め効果について
- 群馬県の表土(畑土、軽石少し混じる)に使用したところ、適正含水比だったこともありしっかりと締め固めることができた。
- 体感として、在来転圧工法 タンピングランマや4tコンバインドローラーでは得られない締固め度となった。
- 本土質で在来転圧工法 タンピングランマや4tコンバインドローラーで転圧完了後の地盤に3tDT積載状態で走行させた場合タイヤが通った箇所は荷重により沈下が生じる。しかし、このタンピングローラーで転圧箇所は沈下が生じることなく3tDT積載状態で走行が可能であった。
◎作業時間について
タンピングランマで20分かかるのに対し、このタンピングローラーではバケットからの交換時間を含めて10分程度で転圧作業が完了できた。
◎問題点
実質的に品質向上、作業時間短縮できるが土質や含水比によってはタンピングローラーの突起で表面を起こしてしまうため、公共工事での層状転圧完了写真の見栄えが悪い。
◉ 作業写真