初めての2025台北ウルトラマラソン100㎞
昨年11月15日の2024沖縄本島1周サバイバルラン(383㎞)に参戦を持ってフルマラソンシーズンに入る予定とした。本命レースは2025年2月8日開催のIAU24時間走世界選手権出場をかけて日本代表選考レース本選となっている神宮外苑24時間走チャレンジだ。
フルマラソンでPBを狙う準備となると、距離よりも速度に重視を置くことになり走っても月間600㎞程度で24時間走に向かうには走り込みの距離が足りない。ただ速度感が無いと1位を狙うレベルまでには到達しない。思案の結果、リスクは承知で以下のスケジュールとした。
- 2025.1.19 東京赤羽ハーフマラソン
- 2025.2. 2 第73回別府大分毎日マラソン大会(※5度目の第73回別府大分毎日マラソン大会に挑む)
- 2025.2.16 北九州マラソン2025
- 2025.2.22 台北ウルトラマラソン100㎞
短距離でも負荷を短期に集中することにより、走り込み(長距離)をしたのと匹敵する効果があるのではと考えた訳だ。
連年よりも1.5か月も遅く、スピード練習を始めたためPBには程遠い結果で台北ウルトラマラソン100㎞を迎えた。
〔結果〕
*2025.1.19 東京赤羽ハーフマラソン
記録 : 1時間19分28秒


*2025.2.2 第73回別府大分毎日マラソン大会
記録 : 2時間44分49秒

*2025.2.16 北九州マラソン2025
記録 : 2時間46分23秒


大会会場までは千歳空港〜台湾桃園国際空港(3時間20分)の直行便、空港からMRT桃園空港線(電車)で台北駅(快速35分)まで行くこととし、台北駅から会場付近までは数㎞なのでタクシーを利用(850円位)した。
案内も解り易く、案内板だけでストレス無く到着することができた。
〔台湾桃園国際空港〕

〔MRT桃園空港線〕

切符ではなくプラスチックのコイン

車窓からの眺め


〔台北駅〕

〔宿泊ホテル/Hub Hotel - Taipei Songshan Airport(台北旅居文旅-松山機場館)〕
会場まで300m位、1泊8,000円位

〔会場の様子(前日)〕







〔日本人選手 集合写真〕
【コース図】

【競技開始時刻】
- 48時間走 : 2月21日(金) 15:00start ⇒ 23日(日) 15:00終了
- 24時間走 : 2月22日(土) 13:00start ⇒ 23日(日) 13:00終了
- 12時間走(夜) : 2月21日(金) 20:00start ⇒ 22日(土) 8:00終了
- 12時間走(昼) : 2月22日(土) 7:00start ⇒ 22日(土) 19:00終了
- 100㎞ : 2月22日(土) 7:00start ⇒ 22日(土) 22:00終了
【天気予報】

【スタートの様子(48時間走)】

コースはフラットで走り易そうだが、色々な種目が同じコースを走る。道幅が狭いためスムーズに走ることができるのか懸念される。
これまでの疲れによるものか数日前より風邪をひき、中々治らずにいた。当日は微熱と咳が治まらず風邪薬を飲み参戦。
体調が悪くギリギリまで妥当な走りでPBを目指すか、少しの可能性にかけて大幅な記録更新に挑むかを悩んだ末、後者を選択。但し、7時間20分切りの目標から7時間30分切りに変更する。
50kmまでは3.5時間と少しと最低でもPB更新は確実と思える快走が続く。ただコース上は混雑しており、コース最短の内側は走れない。数人で会話をしながら歩く人、突然立ち止まり横断する人、サポートが脇目を振らず飛び出してくるなどコースは荒れた状態。ジグザク走行で時には立ち止まる気の抜けない走りとなる。
後半は大崩れ。幾度となく体勢を整えるが途中何度も立ち止まる。ラスト7kmは目眩が酷くなり3度大きな休憩を取りリスタート。

終盤は2番手に猛追を受け諦めかけたが、最後の力を振り絞りフィニッシュ2位に25秒差 薄氷の勝利。
ゴール後、2位と3位の選手にYoure great! You are the Champion!と嬉しい祝福を受けすべては最高の記憶として胸に刻まれた。
来週は2年間待ち続けた本番の日 どんな運命が待っているのだろう。
■結果
総合1位
8時間33分12秒




【おまけ】
表彰式の一コマ




街の様子
















