堤防、堤内水路の刈草集草・積み込み作業の決定版「レーキフォーク」
開発のコンセプトは、レーキ(カエデ)のように地表面にあるものを手前にかき集め、これを掴みフォークとして使用しトラックなどに積み込める1台2役のフォークでした。
1級河川や2級河川の河川堤防や高水敷の除草作業や、集草作業をの現場を訪れその作業を目にする機会が多く、もう十年以上もシーズンになると同じ光景をみていました。ハンドガイドなどによる機械化もだいぶ進みましたが、刈り草の集草作業は昔とあまり変わっていません。
施工歩掛り単価は除草1m2単価と集草単価1m2単価がほとんど同額で、除草で儲け集草で赤字になると言った話を多く耳にしました。
別の記事にも書きましたが、ハンドガイド用集草ブレードやハンドガイド用アタッチメント式「マンガン」を開発し、大好評を得ておりますが積み込みまでは至っていなかったので、何とか2役の機械との一心で構想を練りました。
高水敷の水路も河川と平行して何キロもある現場もあり、胴まである長靴を履き膝まで水に浸かりながら人力で刈った草を平場に人の手で上げたりしている光景も何度も見ました。
又、大きい油圧ショベル機械も入れない場所も多く、配管機なども少ないので何とか2点式の機械式で、従来の2点式機械式フォークと変わらぬ値段とし、多くの業者に利用頂き喜んでもらいたいと思い、安価で使いやすいものとしました。
今年は販売台数も伸び、2台目、3台目と購入頂いたお客様もおり大変喜んで頂きました。
まだ改良の余地はありますのでよりよくしていく努力をし、今後も現場が求める機械を開発しお安くご提供したいと考えています。
まだまだ毎年たくさんの機械を世に出して行きますので、注目していてください!