トヨタピクシスのオルタネーター発電不足でリビルト品に交換修理
希少なマニュアル車です。
症状をお聞きすると、『アイドリング時に頼り無く、エンジンが止まりそうになり、バッテリーマークが点灯する』『回転数を上げて走るとバッテリーマークは消えるので乗っていた』という事です。
先ずは点検してみると、バッテリー自体はまだ新しい物が装着されていました。
エンジンを始動したままバッテリー端子を外すと、エンジンが止まりました。
回転数を上げるとバッテリーマークは消えますが、これはオルタネーターの発電不足です。
バッテリーのみで走行している状態になっているので、このままでは最悪バッテリー交換にもなってしまいます。
リビルト品のオルタネーターに交換修理する事になりました。
走行距離も10万キロを超えていますが、ベルトの交換履歴も不明な為、念の為にベルトも交換します。
バッテリー端子を外して、オルタネーター交換作業を進めていきます。
オルタネーターベルトも交換する為には、パワステやエアコンのベルトを外さないといけません。
そしてオルタネーターベルトに辿り着きました。
交換作業の間に、弱ったバッテリーは充電しています。
オルタネーターを摘出しました。
リビルト品を装着します。
逆の手順で戻していきます。
交換作業完了後、エンジンを始動して確認します。
アイドリング時の回転数も安定し、バッテリーマークも消えました。
これで、お仕事でまだまだ使用できますね。
この度はありがとうございました。