JA11ジムニーのシミー(ハンドルブレ)修理 キングピン交換!
シミーの一番多い原因はキングピンの劣化です。
今回はキングピン交換とキングピンシム調整でシミー対策をしました。
用意したパーツは、キングピン
キングピンシム(0.2mm)
そして、カバーオイルシール・パッドセットアクスル・オーリングステアリングナックル・リテーナーオイルシールそして予備でドライブシャフトオイルシールです。
通常はナックル・ハブのオーバーホールも兼ねて行う作業ですが今回はハブ・ナックルを分解せずにキングピンを交換しました。
上部キングピンのフタを外し
カバーオイルシールのボルトを外し、ナックルをドライブシャフトが抜けないくらいにずらしてキングピンを抜きます。
次に下部のキングピンも上部同様に抜きます。
今回外したキングピンは上下共にガタがでていました。
ナックル部分とフタの液ガスを綺麗に除去します。
外したキングピンシムは0.5mmでした。
新品のキングピンにグリスを塗り上下それぞれ入れます。
キングピンシムは0.2mmを使うことにしました。取り付けの際は液ガスを塗り防水処理します。
ナックルをグリスアップして元の位置にもどし、液ガスとグリス(軸部分)を塗り上下それぞれフタをします。
あとは、リテーナーオイルシール・オーリングステアリングナックル・パッドセットフロントアクスル・カバーオイルシールの順に組みつけボルトで固定して完了です。
今回は、ナックルとシャフトを抜かずに作業をしたので、オーリングステアリングナックルは一部切断してはめ込みました。相手は、グリスなので大丈夫でしょう。ドライブシャフトは抜けることなくすんだのでドライブシャフトオイルシールは使いませんでした。
テスト走行では段差などで大きくでていたシミーもなくなっていました。キングピンシムの交換調整もあっていたようです。
ジムニーのハンドルブレでお悩みの方は、ご相談下さい。