JZX100チェイサーのエンジンオイル漏れとクーラント漏れの修理!
オーナーのS様からクランクシールからのオイル漏れとウォーターポンプからのクーラント漏れとゆうことで修理のご依頼を頂きました。
前回(13000Km走行前)にタイミングベルトは交換しているのですがシール類の交換はしていなかったようです。
1J系のエンジンはシール類の劣化によるオイル漏れが多いエンジンなので、タイミングベルトの交換時にはカムシールとクランクシャフトフロントシールは交換しておいたほうが無難です。
ウオーターポンプは交換していましたが、取り付けが悪いのか部品が悪いのかクーラントが漏れていました。
準備した交換部品はクランクシャフトフロントシールとウオーターポンプの他、一度外したら再使用は避けたいタイミングベルト、ついでに交換しておいたほうがいいオートテンショナーとベルトテンショナーです。
通常のタイミングベルト交換の要領で、クーラントを抜きラジエターを外し、カバー類を外して作業開始です。
エンジンフロントカバーを外したら、カムシャフトシールからのオイル漏れもありました。追加作業発生。
そしてクランクを外してみたら、タイミングプレートの折れとクランクシャフトタイミングプーリーの歯折れも発覚。
追加部品(カムシャフトシール・タイミングプレート・クランクシャフトタイミングプレート)を注文。
部品がメーカー手配になり、納期まで日数があるのでその間にオイルでギトギトになっているラジエターやカバー類のクリーニング作業を進めました。
注文から4日後に追加部品(カムシャフトシール・タイミングプレート・クランクシャフトタイミングプレート)がとどいたので作業を再開しました。
まずは、カムシールの交換作業から・・・・
カムシール交換作業完了。
次にウォーターポンプを交換。
そして、クランクシャフトフロントシールとタイミングプレート・クランクシャフトタイミングプレートを交換。
最後に、オートテンショナーとベルトテンショナーを交換してタイミングベルトの取り付け。
クランクプーリーを規定トルクで取り付け、カバー類とラジエターを復旧。クーラントを入れ、エアー抜きをして全作業が完了しました。
お待たせ致しました。本日納車いたします。