JB23ジムニーのハンドルぶれ!キングピン交換が完了!
試乗点検の結果、キングピンの磨耗と判断。
交換作業にかかります。
キングピンはナックルの上下に入っています。
ボルトを緩めてフタはずし・・
ハブをばらして、ナックルを抜くと中にキングピンが入っています。
抜いたキングピンは右上がベアリングが飛んで壊れた状態。左上が錆びてベアリングが回らない状態でした。
これでは、ハンドルのブレが出るはずです。
準備していたキングピンと全交換します。
キングピンはグリスを塗ってからはめ込みます。
上のキングピンを先にはめ込み・・・
シャフト部分をグリスアップして・・・
ナックルを差し込みながら、下のキングピンをはめ込みます。
先にクリーニングしておいたフタは、液体ガスケットを塗って取り付けします。
ハブを戻し、ブレーキを取り付けたら完了です。
他の部分もしっかりとグリスアップしておきました。
ジムニーのハンドルブレ(シミー)の原因は多々ありますが、キングピンが原因のものが多いようです。
キングピンが磨耗すると段差などで異常なハンドルブレをし、停車しないとブレが止まらない状態になります。