JZS161アリストのブレーキ異音とエンジンルーム異音の点検修理!
2015年7月18日
N様のJZS161アリストのブレーキ異音とエンジンルーム異音の点検修理です。ブレーキペダルを踏むと、たまに「ウィーン」とゆう音がしてきたとゆうことで点検。
ブレーキのチェックランプは点灯なく、警告音もないとゆうことですが、ハイドロブースターのアキュームレーターが原因だと思います。
通常アキュームレーターが異常になるとチェックランプが点灯します。今回は点灯もなく、たまに音がするとゆうことなのでまだしっかとした結論が出ません。ブレーキユニット部分の修理・交換は高額になるので、今回は症状が悪化するまで修理を見送ることにました。原因がアキュムレーターの場合は、フルードを交換すると改善される場合もあるので、交換してみるのもいいでしょう。
次に走行中に左右リヤから「シャラシャラ」と音がするとゆうことで点検。
ブレーキパッドは残量があります。裏側のパッドは若干、変磨耗・・・
ローターの裏側を覗いてみると錆びが発生していました。
キャリパーを外して回してみると音が出ません。
キャリパーにローターの錆が接触して音が出ていたようです。片押しのブレーキにはよくある現象です。
キャリパーにへばりつた錆びをヤスリで削り、ローターを外してペーパーで錆びをとりました。
ローター研磨をするとベストですが、この程度の磨耗ならペーパーで錆をとるだけでいいでしょう。
左右ブレーキ共に同作業をして音が出なくなりました。
次に時々エンジンルームからノック音のような(カリカリ)とゆう音がするとゆうことで点検。
試乗走行を繰り返しましたが音が確認できませんでした・・・・
ブースト圧は0.7K・・・1K未満なので燃料不足ではないし、インタークーラーも不足しているとは思えない・・・
リヤマフラー以外はフルノーマルの車両なので一応センサー類の診断をしました。
診断結果は「異常なし」。
試乗してみた感じでは、おそらくノック現象ではないでしょう。何かの接触音かもしれませんがエンジンの状態、走行状態も良いので様子をみてください。
最後にエアコンを入れると異音がするとゆうことで点検。
コンプレッサーのベアリング・クラッチ共に異常はありません。
ベルトの接触も無いですが、一応張りなおしをしました。
16アリストは電子制御パーツが多い車です。はっきりとした症状が出てこないと故障部分の特定がしにくい車です。疑わしいだけでパーツを交換していくと「驚くほど高額」な修理代がかかります。はっきりとした症状が出るまでは修理交換はしないほうがいいと思います。
N様この度はご来店、ありがとうございました。
マメ太とニャンにもお土産をありがとうございます。