HA23Sアルトのブレーキマスターシリンダー交換が完了!
この現象は間違いなくフルード漏れでブレーキライン内にエアーが混入している状態です。
まず、外部ブレーキライン・ブレーキホース・キャリパーや内部ブレーキペダル部分を点検しても漏れた形跡はありません。
フルードの減り方はひどくなく、1か月でタンク内が半分くらい減っていくとのこと。
トータルで判断すると、マスターバックとマスターシリンダーの接合部に漏れあとこそ見当たりませんが、マスターシリンダーのピストン接面不良が出てきていると思われます。(この場合、ピストンとシリンダーの隙間から漏れたフルードはマスターバック内に流れ込むので表面に出てきません)
ピストン部分のオーバーホールはできますが、多走行車の場合はピストン側を新品に変えても、シリンダー側の摩耗で症状が改善されないことが多いのでAssyで交換することにしました。
交換後はフルードを入れながら前後エアー抜き。
これでフルード漏れとエアーがみが改善されたと思われます。
このたびは、ご依頼ありがとうございました。