CP9Aランエボのクラッチトラブル!まさかのバルクヘッド割れ(その1)
乗り込んでクラッチペダルを踏んでみると・・・・
直ぐに異常に気が付きました。ペダルがやけに左側によっています。
エンジンをかけてクラッチを切ってみると、音もおかしい。
エンジンルームを開けてマスターシリンダーを見ながらクラッチを踏んでもらうと・・・・
上下に異常に動く。
クラッチペダルのブラケット破損かと点検。
ブラケットには破損は見当たらない。
まさかと思いバルクヘッド(エンジンルームと車内の仕切り壁)を確認してみたら・・・割れていました。
マスターシリンダーは、バルクヘッドにペダルブラケットと一緒にとまっているのでクラッチを踏むと上下に動いてしまうんです。
こうなるとクラッチの作動系にも支障が出ている可能性があるので、クラッチ系の点検も必要になります。
バルクヘッドの板金修理とクラッチの点検を考えるとエンジンを下しての作業がベスト。さっそくエンジンを下すことになりました。
それにしても、バルクヘッドは錆びてもいないのに何故割れたのか?
納得がいかず調べていくと、ペダルブラケットとステアリングシャフトをつなぐボルトがなくなっていました。
(写真はには撮れませんがこの写真の上側です。)
ペダルブラケットとステアリングシャフトが離れると、クラッチペダルを踏む力が全てバルクヘッドにかかってしまいます。この車両は強化ツインプレートクラッチなので踏み込む力もノーマルクラッチ以上。その踏む力でバルクヘッドが割れてしまったんです。
原因が分かったところで、エンジンおろします。