JA11Vジムニーのホーンが鳴らない!ステアリングギヤBOX内のアース不良!
エンジンをかけないと鳴るのでホーン自体には問題はありません。
点検をしていくと、キーをアクセサリーの位置にするとアース不良になることが判明。
ジムニーのホーンアースはステアリングシャフトを通し、ギヤBOXでとっているためジョイント部分のアース不良が主な原因です。
アース抵抗を計測してみると、ステアリングシャフトとギヤBOXケースの間で接点不良をおこしていることがわかりました。
アース接点の回復作業をすることにしました。
(シャフトとギヤBOXの接点回復作業前)
(シャフトとギヤBOXの接点回復作業後)
復旧後に計測してみるとシャフトとギヤBOXケースの接点接続(通電)はOK!
でもホーンが鳴らない・・・?
ギヤBOX軸棒(スプライン部分)とシャフトの接点接続(通電)もOK・・・?
が、ギヤBOX軸棒とギヤBOXケースのアース抵抗が大きすぎる。アースはギヤBOXケースと車体の接続でとっているのでギヤBOX軸棒とケースのアース抵抗が大きすぎるとアースはとれません。
ギヤBOX内でのアース接点不良と判明しました。
ギヤBOXにそれ以外の問題はないので、別の方法でアースをとることになりました。
コラムのアース部分からボディーに直接アース配線をすることに。
通常はシャフトワッシャーにハンダ付けで配線しますが、ワッシャーへのハンダのりが悪い。ワッシャーを一度研磨してアース線をハンダ溶接し以下のようにとりました。
(アース線)
(電源線)
エンジンをかけてもホーンが鳴るようになり、問題は解決です。