アルトターボRSの錆落とし/アンダーコート&持ち込みパーツ取付け
オーナー様の生活圏内付近が冬期に融雪剤をかなり散布しているようで、新車購入時から数年経ち下回りの錆が酷くなってきた為、今年の冬前に錆を落として防錆対策する事になりました。
先ずは、洗浄機で下回りの汚れを落とします。
その後に車体を持ち上げて、下回りの錆状態を確認します。
フロアー下の中央辺りはそこまで酷くはありませんが、前後の足回り付近と特にリアホーシングは錆が酷い状態です。
タイヤの延長線上とフロアー下のリア付近は巻いてしまう為、融雪剤等々が溜まってしまい錆が発生しやすいです。
錆の状態が把握できたので、錆を落としていきます。
フロント足回り付近は、ブレーキキャリパーやブレーキローターを外して作業します。
ブレーキローターを外すと、フロントハブ付近も錆が酷いです。
フロントのインナーライナー等々も外します。
インナーライナーで隠れていた箇所にも錆が出てきていました。
錆を落として綺麗にします。
続いてリアです。
牽引フックは、外して塗り直します。
リアの錆を落としていきます。
牽引フックの錆も落とします。
下回り・足回りの錆を落とし終えたら、錆が酷かった箇所には錆転換剤を塗布してから養生していきます。
ボディ全体も養生します。
そして、アンダーコート剤を塗布していきます。
使用するのはエンドックスHB2700です。
エンドックスは塗膜が厚くて柔軟性も有り、剝がれずらい塗料です。
下回り・足回りに、念入りに吹き付けていきます。
パーツ部分や場所によっては耐熱塗料等々を使い分けして施工します。
吹きつけたアンダーコート剤が乾燥した後、外したパーツ類を組み付けて元に戻します。
アンダーコート施工作業完了です。
牽引フックも鮮やかに蘇りました。
今回入庫時に持ち込みパーツ取り付けご依頼も頂きましたので、引き続き作業を続けます。
持ち込みのパーツは、ピボットの多機能スピードメーターVです。
電源や車速センサーの配線を接続します。
取り付け完了です。
今回ご依頼頂いた全ての作業が終了しました。
この度はありがとうございました。