強化品持込みでJZX100チェイサーのエンジン揺れ/シフト入りを整備
何度か入庫しているお車で、マニュアルに載せ替えの車両です。
エンジンの揺れが大きく、シフトの入りが良くない事も有り、エンジンマウントの交換を提案していました。
オーナー様の持ち込み品は、風間オートの強化エンジンマウントと強化ミッションマウントです。
先ずは、ミッションマウント交換作業から始めます。
ミッションをジャッキで支えてプレートを外します。
純正ミッションマウントを外します。
強化ミッションマウントを取り付けます。
プレートを戻して、ミッションマウント交換作業は完了です。
続いて、エンジンマウント交換作業です。
エンジンマウントはエンジン左右にありますので、エンジンを持ち上げる為、事前にラジエーター・ホース・インタークーラーパイピングを外しておきます。
ステアリングラックもメンバーから離し、エンジンマウントとメンバー側のナットを外してエンジンを持ち上げ、クリアランスを作ります。
助手席側はすんなりと交換出来ますが、運転席側はタービンの下にあります。
社外タービンに変わっていてタービン本体が大きくなっているので、もう少しエンジンを持ち上げて更にクリアランスを広く取ります。
そして、無事にエンジンマウント交換作業も完了です。
事前に外したパーツ類を元に戻し、エンジン始動して確認します。
以前はエンジンを吹かすとアメ車のような動きでしたが、交換後の揺れは最小限になりました。
外した部品を改めて確認すると、ミッションマウント・エンジンマウント共に長年の経年劣化が見られました。
シフトの入りも以前より良くなっている感じです。
この度はありがとうございました。