R32GT-Rのユーザー車検代行!アテーサE-TSのフルード漏れ修理!
ユーザー車検はスムーズに合格しました。
納車前に、右リアフェンダー下部の裏側にオイル?汚れを発見しました。
フルード系だと腐食原因や塗装剝がれにも繋がってしまいますので、調べます。
汚れを辿っていくと上から垂れてきた形跡があるので、トランク側から確認します。
トランク右側にはアテーサE-TSのタンクがありますので、恐らくアテーサE-TSのフルードが漏れているのだと思われます。
何処からフルードが漏れているか?探すと、配管とゴムホースのジョイントから滲んできていました。
その他箇所からの漏れはないので、オーナー様にお伝えし、ゴムホースとバンドを交換修理する事になりました。
ゴムホースは一部のみ新品部品が出ましたが、既に生産終了となって出ない部分は再利用にて対応します。
バンドは幅広い別の新品部品に交換します。
ゴムホースとバンドの交換作業ついでに、フルード交換と周辺の清掃もします。
タンク自体も一度外して清掃します。
取り外したゴムホースを確認すると、経年劣化でバンドがめり込んで機能していませんでした。
新品のゴムホースとバンドなど全ての部品を組み付けて元に戻し、E-TS作動油(フルード)を入れます。
E-TS作動油(フルード)を入れた後、エア抜きします。
エア抜き箇所は2ヶ所有り、1ヶ所はリアデフ上にあります。
もう1ヶ所はミッション側後方のスピードセンサー付近にあります。
そして、運転席足元の右側にあるカプラーを抜き差しします(※作動音がします)。
カプラーの抜き差しを繰り返して、エア抜きします。
タンクのメモリ上下の隙間が5ミリ以下なら範囲内です。
アテーサE-TSのフルード漏れ修理完了です。
この度はありがとうございました。