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エンジン吹けが悪い71クレスタの点火不良プラグ/コード交換修理

2024年12月1日
『エンジンの調子が悪いのでみて欲しい』という事で、トヨタ71クレスタがご来店です。



オーナー様に症状を聞くと、『当初は暖機運転すると調子が良かった事が多く、最近気温下がってきてからエンジンの吹けが悪い』との事です。

そうすると、不調の原因は点火系や燃料系も考えられます。



お話を聞きながらプラグコードを触ると、回転数が変わります。

1987との印字が見え、当時物のようです。



1G-GTの水冷インタークーラー式という事も有り、プラグ交換歴も怪しいので、先ずはプラグとプラグコードの交換を提案しました。

ご依頼を承りましたので、新品のNGKプラグとプラグコードを発注しました。



プラグとプラグコードの入荷後に、再度入庫して頂きました。



入庫時は、エンジン音が5気筒状態でした。



水冷インタークーラーが真上にあるので、クーラント抜きからスタートです。



それからエンジンヘッドカバー周辺の部品を外していきます。



この工程があるのでメンテナンスがし辛く、その為に交換してなかった可能性があります。



4番のプラグコードを触った時が怪しかったので、4番プラグから外しています。



外したプラグを左から1番〜並べてみると分かり易いですが、やはり4番プラグの点火不良でした。

また5番プラグは錆が出て腐食しており、これは真上にあるインタークーラーのクーラント垂れが原因のようです。



新品のプラグを取り付けて、新品のプラグコードを繋ぎます。



デスビキャップに間違わないよう接続します。



エンジンヘッドカバー周辺の部品を組み付け直し、クーラントを入れてエア抜きします。



エンジンをかけてチェックすると、軽快に吹け上がうようになりました。



修理完了し、オーナー様にも大変喜んで頂けました。



希少なオプション装備多数な71クレスタツインターボでした。



この度はありがとうございました。