ノートのヘッドライトブラケット折れを補修してガタつき修理完了
事情をお客様にお聞きすると、冬にマンホールの深い穴にフロント左側が落ちた衝撃でフロントバンパーごとヘッドライトが上下に動くようになってしまったようです。
見ると、ヘッドライトがフロントフェンダーより下がってしまっています。
また左側フロントドアの隙間が広くなって、ドアの開閉もおかしいような気がするとの事なので見てみると、三角窓付近のゴムに塗料が付いていました。
もしかしたら以前に修復歴のあるお車の可能性があります。
お車をお預かりして、フロントバンパーやヘッドライトの状態を確かめます。
ボンネットを開けて確認すると、ヘッドライトの固定部品(ブラケット)が折れていました。

フロントバンパーを外して隠れた部分の状態も確かめます。
全てのヘッドライトを固定する部品が折れていました。
ただ、その部品の一部には断面や周辺に接着剤のような跡があります。
お客様に状態をご説明して、本来であればヘッドライト交換ですがリサイクル品も無く新品も高額な為、諸事情により今回は折れた部品を全て補修して取り付けします。
このお車の構造がヘッドライトをベースにフロントバンパーを取り付けするので、ヘッドライトが固定されていないとフロントバンパーが動いてしまいます。
金具を使って補強しつつ補修していきます。
プラ樹脂部分は、溶かしてプラスチック溶接で接着します。
補修した固定部品(ブラケット)でヘッドライトを固定します。
フロントバンパーも取り付けし、ガタつきも無くなり修理完了です。
結果的には、元から左側に修復歴のあるお車で、衝撃で接着していたヘッドライト固定部品(ブラケット)が折れた状態でした。
この度はありがとうございました。