ランクル46レストアの道⑧
2015年7月10日
こんばんは、レストア46の更新をします。フレーム、足廻り、エンジン、と組みつけが進んでまいりましたが、
ボディがここまでに至るまでの作業内容を今までこのコーナーではなく日々のブログでとぎれとぎれご紹介しておりました。
一生懸命やってもなかなか進まず変化がお伝えしにくいからなんです。
なので、今日からこの「ランクル46レストアの道」に興味を持っていただいた方のためにボディのおさらいを部分的に早送りで写真メインでご紹介します。
錆びている箇所は全て切り抜き新しい鉄板で整形します。
この繰り返しが何か月も続きます。大抵は投げ出してしまいたくなります。錆の多い車を扱う板金屋さんて大変な職業ですね。
車のボデイですから立体です。毎回ここは必ず腐ってんだという部分は、
こんな分厚い鉄板を使って型を作って、
これに鉄板を当ててひたすら叩いてボディの部品の形を整形していきます。
こんな型をマークルの板金工は沢山持ってます。
この型でココの部分が出来上がります。
ココもいっっっつも腐ってます。もう毎回。
だからプレスで折り曲げ数枚合わせて新品作ってます。海外製の新品も売ってますが形が微妙に合わないから。
純正より錆びないようにやり直し。
ここもです。
リアタイヤが書き上げた泥水や飛び石に常にダイレクトにさらされているんです。構造に問題ある!
そこで、今回初の試みです。「あたかも純正?の隠れた所の泥よけ」を作りました!!
純正ぽい!がテーマです。
コレ。
いいっしょ!
効果あるかな?泥除け。
こんな風に錆止めが入る前にとてつもない道のりを乗り越えてここまで来たんですね。
ご苦労様です。板金してる人。。。
塗装の工程は楽しいんだそうですが。
何やら、
何してるかというと
研いで凹凸を拾っています。
サフェーサーの上に薄くわかり易い色を入れて、研ぐと低い部分に色が残り高い部分が削れて元のサフェの色になる。
鏡面仕上げにする場合用いる方法です。
これを何度も繰り返して均等な面が出るまで続けます。
結果。
こうなります。
そして綺麗に見えるのにさらに研ぎます。
さらにさらに仕上げ磨きで
ダッシュも磨きまくり。
ピカピカなんです!
はー疲れた。
こんな感じで進んできたんですね。
ありがたい車です。
合掌。