BJ41サビ修理・全塗装 ランクル40レストア その1
2019年4月19日
はじめまして!マークル板金部門の工場長のともひろさんです。
これからは今まであまり外に出していなかった
作業の工程や技術的な部分を
紹介していきたいと思います。
最初に紹介するのはこちらBJ41の
サビ修理と全塗装のバスタブ外装編です
程度の良いとは口が裂けても言えない状態です・・・
外板はほぼ使えないのでカットします
この部分も表はそこまでひどくないですが
裏は必ず錆びているのでカットして
裏の部分を作っていきます
外板パネル仮合わせ
TIG溶接して面だしします
次はクォータパネルの製作と仮合わせです
外板は1.2ミリのボンデ鋼板で製作しています
クォータパネルのフェンダーアーチは
打ち出して作っています
クォータパネルとフロアの接合部分を製作します
外板パネルを貼り付ける前に処理しおいたほうが
楽な部分も先に進めておきます
クォータパネルを貼り付けていきます
今回はまわりを溶接でフロアとの接合部は
パネルボンドを使って貼り付けていきます
削って仕上げます
右側も同じく進めますが今回は給油口まわりは
サビが無かったため給油口をまわりは生かして進めます
次にクォータコーナーパネルの製作です
本来ショートの場合クォータパネルは一枚物
なのですが今はまだここを一枚で作る技術が
無い為別で作って溶接しています
ここも1.2ミリのボンデ鋼板を打ち出してます
コーナー部分の耳を作ります
色を剥がすとこんな感じです
錆びている部分は大きめにカットして
仮合わせしていきます
溶接して仕上げます
この辺りは全てTIG溶接です
表
裏
溶接は表からだけですが完全に裏まで
溶かしこんでるので表面を平らに削っても
強度不足になることはありません
今回はこの辺まで
このつづきも近日中にアップしていく予定なので
今後とも宜しくお願いします!