シーズン到来！釣り紀行！！
2012年9月12日
あるクリーニング屋が言いました。釣りは
９０％は運
残りの１０％はラインとドラグかな…・ と。
この意味が分かるとき
獲物に勝てるかどうかはその時の僕にはわかりませんでした。
その答えを求め僕は何かに惹かれるように動き出すのです。
9日の日曜に雨が降り、
11日の火曜定休日にウェイクボードか釣りか悩んでいた僕は
釣りにしようとやまだに打診します。
返事は
『あっちはまだ微妙だわ。』
と、一著前の釣り師のようです。
しかし、月曜朝から
『行くなら今晩らしーぞ！』
と、昨日の内容を無視するかのような連絡が。
釣りの神からのお告げと、
ライバルが65㎝のニジマスを釣り上げ
山田スイッチオン！！
もちろんメンツは
山田率いる鏡面仕上げのビレッジバンガードの面々
こうじさんと
やまだ
ベーナーはあまりにも釣れないので、
戦線離脱。
最近はカヌーを買って湖上でコーヒー飲んでるようですね。
コーヒーでも飲んでてもらいましょう。
せっかく行くならと、武器の調達。
1年前にほとんどなくなったルアーを、大人買い。もちろんラインも買いました。
初心者の僕にいろいろ親切に教えてくれる店員さん。
もちろん頭に入ってません（切実）
９０％は運のはず。
ラインも買ったから運のある僕は９５％の確率で釣れるはずだ。
やまだも一著前のコレクション
準備は万端！！
あとは釣るのみ！！
と運転手こうじさんを尻目に飲みまくります。
卵も食べて
あ～でもないこ～でもないと論議を繰り広げ、
明日の為に古いラインを出して
まき直しました。
よしよし。ラインもOK！
９５％釣れるぜ！！！
高鳴る鼓動を抑え、朝を待ちます。
やまだも１年前惨惨敗し、
1年の修行の成果を出す時だと余裕の表情。
去年全然釣れなくていじけてたくせに。
あさ4：30．
まだ薄暗い中動き出しました。
予想より少ない水に、戸惑いながら
せっかく来たしと気を取り直し、我先にと竿を振ります。
最初に釣ったのは山田！！
３５センチくらいだったかな。
あまり大きくはありませんが、
期待は膨らみます。
が・・・・・
竿を振れど魚は食わず…・
最初のポイントを後にしました。
次のポイントは去年僕が熱戦を繰り広げたポイント！！
先客が居て、入れないので、
付近を探索するが、全然釣れず・・・・・
先客が場所を移動してくれたので、早速入ります。
去年のように攻めたいのですが、
さすがに1年何もしてないと
リールの巻き方もギコチナイ。
魚がかかるが針が外れること数回・・・・・
でもそこまで大きくない感じ。
う～～～んと思っていたその時！！！！
『mこっうぃjlvb、sビホ』
訳の分からない叫び声が！！
山田奇跡のヒット！！！！
魚が走りだし、逃すものかと走り出す山田（40歳）
とうとう飾りだった網を使うときが来たようです。
もちろん初めて網を使うので、そりゃ～もう滑稽でなりません。
でも、さすがの６５ｃｍ！！（スレ：注１）
注１：スレとは口以外の部位に釣り針が掛かって いることを意味する
それでも自己記録更新でこの笑顔
すごくうれしそう（40歳）
やまだをよそに全く連れてない僕は
９０％の運は大丈夫！
それだけは持ち合わせてる！
と、ひたすら竿を振ります。
たくさんあった人影も
一人、また一人といなくなります。
やはりその後も良いあたりはなく、ポイントを替えることに。
うろちょろし、決めたポイントでまた竿を振り始めます。
『今日は駄目かな…』
そう頭をよぎった時すぐそばでライズ（注2）が！！
注２：ライズとは . 魚がエサを 追って（あるいは他の理由で）水面に飛び出すこと.
『お前は俺にに勝てるのか？？』と挑発されてるようでした・・・
ただひたすらに竿を振るなおちっち。
よく見てみると川の曲がりから深くなっている壁際のポイント
なおちっちの得意なポイントだ・・・・・
川の上流に投げ巻きながら釣るスタイルのなおちっちの下流に
俺はここだ！と大きな魚影が！！
挑発してるのか！！
僕は下流にルアーを流し沈めます。
ごん！！！
ぎぃぎぃっぎぃぃぎぃぃーー
キターーーー！！
だ！だれかー！！！
久しぶりのヒットでパニクッたたなおちっち。。
振り向いた瞬間ラインが緩み
パツン！！
に・・・・逃がした・・・・・・・
あ～一瞬の気の緩みがラインまでも緩ませた。。。。
その後、しばしそのポイントを試しましたが
あたりすらなく、撃沈。
車に戻り、説明。
なおちっち『ドラグがぎぎぎぃっとなるくらいの～』
やまだ僕の竿を手に取り
『え～このドラグでギギギッと出たんだ～結構大きそうだったね～』
と。
悔しがるなおちっち。
どこか嬉しそうなスレ田
最後にポイントを替えてから帰ろうと
違う川に移ります。
ポイントを探し、上からのぞくと大きな魚がたくさん居るポイント発見！！
見える魚は釣れないと言いますが、
今の僕らにはそんなことはどうでもいいのです。
魚がいることが目視確認できてるわけですから。
時間も迫ってきて、空模様も怪しいので早速始めます。
ポイントを替えて正解でした。
こうじさんにヒット！！！
これはでかいと、まずは魚が疲れるのを待ちます。
今か今かと
疲れるのを
待ちます・・・・・？
全然魚が疲れず釣りあげる事ができないこうじさん。
こうじさん。ヒットはできても釣り上げることはできませんよ。
釣ろうとしているのは地球ですから。
さすがです。
魚がいなくても釣る雰囲気を出す。
まさに劇団員。
劇団こうじを尻目に
なおちっちは大きいのは釣れませんが、
40ｃｍ前後の魚がちょこちょこ釣れます。
こんな小さいのまで遊びに来ます。
ふと気が付くとそこは
川の曲がりの下流に深みのあるポイント・・・・
僕の得意なポイントだ・・・・・
と、その時！
その深みのあたりで大きい魚がライズ！！！
挑発してる・・・・・・
こいつを釣り上げてやろうと狙います。
なかなか落としたいところにルアーを落とせず
何度かチャレンジし、
絶好の場所に落としこみます。
底まで探ってやろうとルアー沈めて沈めて
ルアーを引こうとしたとき
ドン！！！
根がかった・・・・・
劇団なおちっち・・・・・・
ぎぎぎぃぎぃぎぃぎぃぃぃーーーーー
強烈ヒット！！！
今度は逃がさぬと
テンションをかけ続けるためドラグを締めこみます。
あたりを見渡しても誰もいない・・・・
スレ田よ網を持ってきておくれ
僕の心の声は満足気味のスレ田には届かず…
一人で何とかするしかないと
ややしばらく格闘します。
ドラグが全く出ていかないようにし、
一触即発の中
岸に寄せてみます
全然寄ってこない・・・・・・
もうちょっと力を入れて寄せようとしたその時
バツン！！！
フックが外れました・・・・・・
何が起きたかわからないなおちっち…
90％の運はあった。2回も大きいのをかけた
ラインも買ったから５％もOK。
ドラグの調整か！！！
そういえば
1回目に逃したときにスレダ田に
『え～このドラグでギギギッと出たんだ～結構大きそうだったね～』
『このドラグで…・』
『結構大きそう・・・』
ドラグ締めすぎ…・
しかもそれをさらに締めこんだ・・・・
ドラグの調整の５％がダメだった・・・・・・
僕がこの意味を分かった時は
獲物に勝つことはできませんでした。
次に戦った時はドラグの調整をしようと学びました。
今回得たもの
なおちっち とあるクリーニング屋の言ってること
スレ田 スレで引っ掛けた魚６５ｃｍ
こうじさん 魚じゃなくても釣れてる雰囲気を出せる
失ったもの
なおちっち 偏光グラス
スレ田 やまだという名前
こうじさん 地球にひっかかった数々のルアー
今度クリーニング屋にガイドお願いするかな。
