ポルシェ964RS用マグネシウムホイールリフレッシュパウダーコート修理
2012年7月29日
埼玉県からのご依頼ですポルシェ964RS用のマグネシウムホイールです
1本のスポークとリムに削れがあります
他3本もリフレッシュを兼ねて再塗装です
まずは状態を知る為にも元色を剥離します
削れ部分をマグネシウム溶接で埋め、形成します
サンドブラスト処理、研磨処理で素地を整えます
今回は、オリジナル同様のシルバーでの仕上げですので
パウダーコートはベースとし、トップはウレタン塗装での仕上げになります
ベースをパウダーコートします
一旦焼付け、ベースを完成させ
サイディングをしてウレタン塗装シルバーで完成です
マグネシウムの場合は、見た目は綺麗に見えても
剥離すると内部では腐食している物が多いです
腐食の浸食が深い場合のパウダーコートフィニッシュの場合は
パウダーコートの焼付け硬化温度が180℃〜という特性から
内部から空気が発砲して塗膜を押し上げ、表面が気泡となります
パウダーコートをベースとし、トップウレタン塗装仕上げの場合は
解消できますが、パウダーコートフィニッシュの場合は解消できません
パウダーコートフィニッシュの気泡に関してはこちら